同日付で、スマートアイグラスのアプリ開発キットを公開。スポーツ、コンサート、映画鑑賞、外出先などの用途を想定する。製品は、2014年度内に、アプリ開発者に限定して販売を開始する。一般ユーザー向けの発売時期は未定だが、アプリ開発者からのフィードバックを受けて改良を重ね、早期の商品化を目指す。
すでに、光ケーブル会社のケイ・オプティコム(大阪市北区)がマラソンでの走行タイムなど表示するアプリを開発し、実際のマラソン大会でスマートグラスを装着する実証実験をする予定。ソニーは、開発キットの公開で、さらに幅広くアプリを募集する。
スマートアイグラスは、スマホに無線接続して利用する周辺機器。CMOSイメージセンサー、加速度センサー、マイクなどの機能を搭載し、GPSの位置情報などを活用して、ユーザーの視界に文字や画像など必要な情報を提供する。
同社の映像観賞用のヘッドマウンドディスプレイ「HMZ」や、ゲームプレイ用に開発中のゴーグル型端末「プロジェクトモーフィアス」は視界のすべてに映像を表示するが、スマートアイグラスは、外の風景と重ねて利用するのが特徴。
ソニーは、リスト型バンド「スマートバンド」、腕時計型端末「スマートウォッチ3」、テニスのショットを分析する「スマートテニスセンサー」などウエアラブル商品をすでに展開。スマートアイグラスもこの一環として位置付ける。
スマートアイグラスと分野には、米グーグル
スマートアイグラスを開発し、事業化に取り組んでいる武川洋氏は「メガネ型端末は時計型より難しいが、時間をかけて市場を作っていく」と話している。