マー君、宿敵レ軍相手に好投 7回1/3を2失点で3勝目 「制球力ある野茂」の声も | 難波のslowhandが物申す!

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■メジャー速報

 ヤンキースの田中将大投手(25)は22日(日本時間23日)、敵地ボストンのフェンウェイパークでレッドソックス戦に先発し、7回1/3を投げ7安打2失点、7奪三振の好投で今季3勝目(0敗)を挙げた。ボストンとニューヨークの宿命のライバル関係からファンの熱気は試合前からヒートアップ。強烈なブーイングの中での今季4戦目のマウンドは、主砲オルティスと4番ナポリに連続ソロ本塁打を浴びたが、この回以外は得点を許さなかった。試合は9-3で勝った。楽天時代から続いているレギュラーシーズンの連勝記録は31に伸びた。

 左翼にそびえるグリーンモンスター、強打の主砲オルティスの恐怖に加え、相手先発はエース左腕のレスター。最大のライバル、レッドソックス戦に初先発して、田中のメジャー生活もいよいよ本番だ。

 曇天の中スタートした田中のボストンでのデビュー戦は、味方打線の援護で願ってもない滑り出しとなった。

 ヤンキース打線が1回に速攻。去年までレッドソックスに所属していたエルズベリーの三塁打とジーターの中前適時打で先制。3番ベルトランにも中前適時打が飛び出し、あっという間に2点をプレゼント。

 田中も快調な立ち上がりだった。1回は1死後、好調のペドロイアに左翼線二塁打を打たれたが、3番オルティス、4番ナポリをスプリッターで連続の空振り三振。速球は95マイル(153キロ)を表示した。

 この日の田中は速球にキレがあり、変化球も制球よく投じて2回も三者凡退。3回も中前打を打たれたが二ゴロ併殺で切り抜けた。

 ところが簡単にはいかない。レッドソックスの恐ろしさを知らされたのは4回だ。

 主砲オルティスに直球を右中間スタンドに運ばれると、4番ナポリにもグリーンモンスター越えの一発を浴びた。完璧に捉えられたアベック本塁打にあ然の田中は、この回、2死後に6番ピアジンスキーにもグリーンモンスター直撃の二塁打を打たれて崩れそうになった。

 小雨も降り始めコンディションは厳しくなったがそれでも田中は辛抱強く投げた。ここで踏ん張るのが田中の真骨頂。中盤は安打を打たれながら後続を切って取り、8回先頭打者を空振り三振にとったところで降板。敵地のスタンドからも拍手が湧き上がった。

 105球を投げたが、最後まで逃げることなく73球がストライク。無四球でリズム感のあるマウンドだった。

 ヤンキース打線も援護を続け、3回に2点を追加し、5回にも4点を挙げてレスターをKO。田中は終始リードした展開のまま投げきった。

 田中は開幕からの4試合で3勝0敗、防御率2・15と順調な滑り出し。ヤンキースの投手時代に完全試合を達成した解説者のデビッド・コーン氏は地元紙のインタビューで、次のように話している。

 「ストライクを多めに投げる投手はゴロを打たせて取るタイプで、球数は少ないが三振も少ない。一方、空振り三振を狙う投手は、球数が増える。ところが、田中はストライクゾーンに投げてなお、空振りの取れる極めてまれな投手だ。田中は制球力のある野茂英雄だ」