14日未明、3号機格納容器の圧力計が上昇傾向を示していた。原子炉格納容器下部の圧力抑制室で空気作動弁を開くベント(排気)を試みたが、第1原発からは「確実に開いたかどうかは保証がない」と頼りない声が上がった。
このため、別の弁を開ける作業を急ぐことに。本社で状況を確認した小森明生常務は「いずれにしても3号機の中で、いろいろいじることは何か非常に気持ちの悪いことになりつつあるな」とつぶやいた。
その1時間ほど前には、3号機格納容器内の放射線量が毎時142シーベルトになったことも本社に報告されていた。炉心損傷の程度は25%との試算も示された。
結局、この日の昼前、3号機原子炉建屋は水素爆発を起こし、事故対応は一層困難を極めることになる。
東電によると、今回のテレビ会議の公開は事故発生翌日の3月12日から15日までの計5時間42分。一般向けの公開は5回目。