「イー・アクセス買収へ」とうわさされるソフトバンク孫社長による会見はこのあと17時から。続きで速報を更新してゆきます。開始は17時から。
5:05PM 孫社長とイー・アクセス千本社長が揃って挨拶。「ソフトバンク記者会見となっているが、実質的には共同会見」(孫社長)。内容はイー・アクセスの買収、経営統合。
5:06PM NTTの実質独占時代から、ソフトバンクとイー・アクセスのブロードバンド普及への取り組みを振り返る。
5:06PM 「(両社は)激しく競争しながら、志を同じくして情報革命に携わってきた」
5:07PM 2009年にはデータ通信で協業。MVNOでイー・アクセスから借りていた話。
5:08PM 孫社長「どうせ志を同じくしているのであれば、単に業務の提携と言うよりは、しっかりと根っこから協力しましょう」。強調しつつ、一方では競争の緊張関係があった。
5:08PM しかし、まさに今日の午後、2012年10月1日、経営統合について最終的に合意に至った。
5:09PM 基本合意だけでなく、株式の交換比率なども盛り込んだ最終契約書に調印した。
5:09PM お客様への約束「世界最高のモバイルブロードバンドを提供いたします」。
5:10PM なぜ今なのか?ご存知のとおり、au / KDDIとは熾烈な、健全な競争にある。(LTEの比較)
5:12PM LTEについては、バンドも帯域も同じ。免許を受けた局については au より多いが、われわれのほうが多いんだ、といったことはお互いに言いたいことがあるだろう。競争としては健全。
5:14PM お互いに汗をかく競争。しかし、今日の発表は、少し余計に汗をかくといったレベルではない。イー・アクセスは1.7GHz帯を持っている。世界標準のLTE周波数帯であり、すでに iPhone 5 が対応している。
5:15PM LTE時代の 1.7GHzと、3G時代の1.7GHzは意味合いが全く異なる。3Gでは単なる周波数帯のひとつ。LTEでは世界標準で使われる。
5:16PM 2013年3月予定では、ソフトバンクの2.1GHz帯で2万局、イー・モバイルの1.7GHz帯が1万局、合計3万局に達する。
5:17PM ハードウェアを一切変えずに、両社の両方のネットーワークを活用してより快適になる。
5:17PM もちろん準備はあり、アップルとも強調するが、数か月で使えるようになる。
5:18PM 一方、イー・モバイルの音声対応スマートフォンについても、ソフトバンクの2.1GHz / 900MHz を使えるようになり、エリアが拡大する。
5:20PM (au との比較を続ける) 3G時代は、プラチナバンド以前でも、iPhone 4S は平均してわれわれのほうが速かったという自負がある。しかし、LTEではさらに大きく上回ることができる (はずだ)。
5:21PM なぜ急激に合意に至ったのか?猛烈なラブコールをしたから。キーワードは「テザリング」。
5:22PM 3Gユーザーを犠牲にせず、快適なテザリングを実現するために。
5:23PM テザリングを前倒し実施。来年1月ではなく年内の12月15日から。
5:24PM テザリングについては、やりたくてもやりにくい、ネットワークが足りないのではないかというおそれがあった。しかし1.7GHz帯と帯域を手に入れることで、余裕をもって前倒しでも提供できる。
5:25PM iPhone 5 パケット定額について。5460円 / 月、月に1.2GBを超える場合は、速度制限をかける可能性があるとしていた。保険のため。
5:26PM しかし、定額なのに制限ありはおかしいのではないかと利用者から意見があった。1.2GB/月は撤回する。保険としての制限は、各社と共通の「1GB / 3日間」の場合にする。
5:28PM ドコモもKDDIもわれわれも同じ。安全弁として。たとえば朝から晩までHD動画を流しっぱなしにしたり、ネットワークカメラなどで大量に使うユーザーが多数いた場合、ネットワークを倒すわけには行かない。突発的な自体に対する保険。(各社とおなじ、を強調)。
5:30PM 月に1.2GBの制限は本日をもって撤廃する。Twitterでは「検討する」と答えたことで「つまりそのままなのか」とのご意見もあったが、検討の結果、実施できることになった。
5:31PM 買収は株式交換。イー・アクセス普通株式1株につき5万2000円。本日をもって目標は年内に完全子会社化。
5:32PM ソフトバンクの株主からは、払い過ぎではないかと意見をいただくかもしれない。しかし
5:34PM (イー・モバイルの)顧客獲得コスト 1360億円、減価償却済み設備投資等 2260億円。3620億円の評価。もしソフトバンクで同じ数の顧客を獲得するにはもっと多くかかる。
5:35PM さらに、ソフトバンクへのシナジー効果を3600億円と試算している。合算すれば7220億円。SBの株主から見ても悪い買収ではない。
5:36PM シナジーの内訳は:顧客基盤の強化で2000億円。
5:37PM LTEのダブルエンジン(周波数帯)、イー・モバイルのスマートフォンも強化。ネットワークの共用。
5:37PM ブランドとして、イー・モバイルは残す。バックボーンは共用する。
5:39PM そのほか、物流、コールセンターなど経営効率化で500億円。ネットワーク共用で1100億円。で、シナジー計3600円想定。
5:39PM もともと、設備にはエリクソンであるとか、おなじものを使っている。技術的にも近く、もともと親和性が高い。
5:41PM 「4+3=2」。業界4位と3位を足すことで、ドコモに次ぐ業界2位に。ソフトバンク+ウィルコム+イー・モバイルで3911万人。シェア28.8%。
5:42PM これまではずっとKDDIさんが2位、ソフトバンクが3位だった。それが逆転する。
5:44PM 2年前の2725万回線の時には大風呂敷といわれた目標4000万回線だが、このペースでゆけば、確実に年内に4000万回線を超えられる。
5:45PM 「競合との激しい鍔迫り合いをして、あっちに唾をかけたりそっちにかけたりとしてきたが。。。」
5:47PM NTTさんしか居なかったところに、世界一速く世界一安いブロードバンドを提供したという自負がある。経営統合によって、単なるツバのかけあいといったレベルではなく、真に情報革命を起こすのだという目標に向かって進むことができる。
5:47PM 「以上です。ありがとうございました」。
5:48PM 続いて、千本社長より挨拶。
5:49PM 孫社長が極めて丁寧に説明されたので、わたくしからはほんの補足程度に。
5:50PM 12年前、まったく零からのベンチャーとしてスタートした。孫さんのADSLを大変な競争をした。そして次はモバイルだ、と焦点をあわせたときも、孫さんと同時のスタートだった。孫さんはVodafoneの買収という大きなリスクをとったが、われわれは自前で進んできた。
5:53PM ソフトバンクは、われわれにとってもっとも大事な顧客でありつつ、競争相手という関係を続けてきた。これからの成長戦略はさまざまな提案があった。ソフトバンクの孫社長からは熱心な話があったが、それ以外にも。しかし、DNAが似ている相手、挑戦してゆく姿勢が似ている相手としてソフトバンクを選んだ。また、われわれが持っている1.7GHzのもっとも優れたLTEネットワークと、ソフトバンクの iPhone 5と、それが合致したならば、われわれだけでの成長よりもはるかに高い価値を生み出すのではないかと判断した。
5:54PM われわれにも多くの考えがあり悩みがあったが、今日の午後の取締役会で決定した。
5:54PM ソフトバンクの子会社となって、グループの一員として、徹底的にこの「日本の革命」に取り組んでゆきたい。
5:55PM 全力をあげてゆく。「よろしくご指導を賜りたいとおもいます。どうもありがとうございました」