『◆わが家流☆梅干しの作り方』

６月中旬に徳島で収穫した梅。
今年初めて梅干しづくりに挑戦し、なんとか食べれる状態になりました(^O^)/

本と父からのアドバイスを受けて作った梅干しを、備忘録も兼ねて、
記しておこうと思います☆

＜わが家流・梅干しの漬け方＞
＊材料：
●梅：２㎏
●あら塩：３００～３６０ｇ（梅の重さの１５％）
●もみしそ：２袋（市販のもの）

今回は手間を省くため、赤じそからではなく市販の「もみしそ」を使用しました。

ちなみに収穫した時の梅は、こんな感じ。

まだまだ青かったので、部屋の中で黄色くなるまで追熟させました。

部屋中が、桃のようなあま～くていい香りでいっぱいに

なんだかんだほったらかしてたらいい感じにやわらかく熟して(笑)、
漬物容器やらなんららを揃えて作業を始めたのが、７月初旬だったかな？？

で、以下手順です☆

①梅のへたの黒い部分を竹串などで取り除きます。
すぽっととれて、気持ちいいです(笑)。傷つけないように、やさしくね。

②盆ざるに梅を広げ、焼酎を霧吹きで全体に吹きかける。
裏も返してまんべんなく。
これは、消毒効果＆かび防止のため。
＊私はこの作業を忘れてしまったため＾＾；、父のアドバイスに従い、
後で下漬けの時にホワイトリカーを入れました。
こんなやつを半分ぐらい。

③ボウルに梅を移し、たっぷりの水でザブザブ洗う。
傷つきやすいので、やさしくすすぐように洗う。

④洗った梅をたっぷりの水に一晩つけてアクを抜く。６～７時間が目安。
水分を十分に吸わせておくと、あとで白梅酢が上がりやすい。
長く浸し過ぎると梅が痛みやすく風味も落ちるので注意。

＜下漬けをする＞
＊準備すること・・・
・梅を盆ざるなどに広げて自然に水けをきっておく。
・下漬け用の容器を用意し、たっぷりの熱湯を回しかけて消毒し、水けをきる。
・底全体に塩適量を振り入れる。

⑤別のボウルに塩適量を入れ、梅を軽くもみ込むように入れてまぶしながら、
容器に並べていく。きっちり並べたら、上から軽く塩を振る。
その上にまた梅を並べて塩を振り、これを繰り返す。
塩は底のほうから容器の上にいくほどに多めにするのがコツ。

⑥梅を全部ならべたら、残っている塩を振り入れる。
最後のこの塩は、一握り分ぐらいが目安。
ちなみにわが家はこんな感じ。

容器は、ホームセンターに売っている漬物用のプラスティックの容器デス。３００円ぐらい。
上に重しものせるので、大き目がベター。

⑦押し蓋（落とし蓋）をして、さらに梅の重さの倍量ぐらいの重しをのせる。
梅がよく熟している時は少し軽めに。いずれも熱湯消毒をしてね。

わが家は３．５㎏の漬物石を使用。これもホームセンターで買いました。
落し蓋は容器についてましたよ。
その後は、フタを閉めて風通しの良い涼しい場所で保管します。

⑧一週間ぐらいたつと、塩が溶けて漬け汁があがってきます。
これが「白梅酢」とよばれるものです。

こんな感じ。

⑨白梅酢を梅にひたひたにかぶるくらいまで取り除き、
「もみしそ」をかぶせるようにのせる。
皿１枚くらいの軽い重しをし、ふたたび風通しのよい涼しい場所で保管する。

これを、土用（７月２０日前後）まで保存し、その後「土用干し」をします。

わが家は最初、「もみしそ」を１袋と皿１枚の重しをしていたのですが、
なかなか赤く色づいてくれなかったので、「もみしそ」をもう１袋追加投入し、
お皿ももう１枚のせるとキレイに色づいてくれました！

＜土用干しをする＞

⑩晴天の続く日を選び、土用干しをする。
ときどき裏返しながら、屋外で昼夜３日以上干し、日光と夜露に当てる。

日増しに味がまろやかになって美味しくなるんですよ～！自然のチカラはすごい！！

わが家の場合、梅干しを作り始めるのが少し遅かったことや、
梅がなかなか赤くなってくれなかったり、天候を見計らったり、ものぐさだったりして(笑)、
結局干したのは、９月の半ばでした＾＾；
それでもちゃんとできましたよ('-^*)/

⑪３日目にはつけ汁も容器のまま干す。

あまったシソはカラカラになるまで干して、細かく切ってすり鉢ですると、
「ゆかり：になります☆

⑫できあがり♪

消毒したビンなどで保管します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は小さいころから、梅干しは祖母が作ったものを食べていて、
祖母が他界してからも、父の手作りのもの食べていました。
だから、梅干しは買う気になれないんですよねー。

梅干しづくりって難しそうに思うけど、時間がかかるだけで、
やる作業はとってもシンプルなんですね。
ものぐさな私でもできましたもん(笑)。

そして、自然に梅が梅干しになって、太陽に光で味がおいしくなっていく過程は、
ほんと感動ものです

カビなどに気を付けていれば、あとは自然が勝手に作ってくれて。
純粋に、自然に対して尊敬というか感謝の気持ちが湧きますね(*^▽^*)

自分で作った梅干しは、格別なおいしさです