10日(日)はパン作りをする余裕もなく(参照)
重い疲れを抱えたまま1日が終わろうとしていた。
就寝直前の深夜24時半、静まり返った部屋で携帯のメール音が鳴り響いた。
こんな時間に誰だろうと不審に思いメールを開いてみると
ダンナと出会う前までの5年間、真剣につきあっていた男性が亡くなり
どうやら自殺だったらしいという知らせが友人から届いていた。
頭が真っ白になって言葉を失い
体から力が抜け落ちる思いに襲われた。
別れて4年程経ってはいたが
ある意味私の人生の岐路ともなった男性の自殺。
私は彼の存在で、人生の迷路に入り込み
そして彼も私の存在で人生のカーブを切った。
彼の自殺の直接的な原因はわからない。
私と訣別した後、彼は鬱病を患い妻子とも別れた。
金銭的にも追い詰められ、精神的に荒んでいると人づてに聞いた。
人は1人では生きられず
どこかで、何かの機会で必ず誰かと関わりをもつ。
袖刷りあうも他生の縁。
私との5年間で彼の人生もカーブを描いた。
彼の自殺の一端に、私の存在が関わっているのはおそらく間違いない。
私は彼と別れてからは、全くと言って良い程の没交渉を貫いていたが
それでも互いの過去には、間違いなく2人の笑顔と涙が存在する。
心の針はその揺れを止めず
家族の前では秘密裡に平常を装っていても
心の底では今でも動揺している。
私のせい?
それでも私は生きている。
彼の冥福を祈って合掌。