×子宮内膜症×高齢出産
3年半の不妊治療の末、2023年に女の子を出産しました。不妊治療の振り返りと育児の日記です
移植後の判定日のあと、
気にしないようにしていたものの、しばらくは落ち込んでいました。
年齢も年齢なので、友人は２人目、３人目を産んでいる子もたくさん。
もしかしたら中には不妊治療を頑張って、その結果授かった人もいるのかもしれませんが、
そんなにあけっぴろげに話すことでもないので、周りに不妊治療をしている人はいませんでした。
なぜ私だけ妊娠できないのか
今までのタイミング法での治療費を含め、今回の体外受精でもかなりの金額になったのに、それでも妊娠できない
自己注射や薬の服用を頑張って、薬の副作用に耐えたのは無意味だったのか
周りのみんなはこんなことをしなくても妊娠できているのに
夫は子どもが好きなのに
夫は長男で、きっとご両親も孫ができるのを待ち望んでいるはず
自分の両親にも孫を見せたい
相談できる人がいない
色々な思いがぐるぐるして、何度も眠れない夜を過ごしました。
この頃になると友人の妊娠／出産報告に素直に喜べなくなり、
ＳＮＳで流れてくる報告も見たくなかったため、ひっそりとＳＮＳを退会。
LINEのグループも退室。
友人から届く年賀状も子どもの写真を載せたものが多かったため、引っ越したことを伝えずに年賀状が届かないようにしました。
しまいには
わたしと離婚すれば夫は新しい奥さんとの間に子どもを持てるかもしれない
という考えに至り、
何度もヒステリーを起こして夫になだめられることに…
夫の職場の同僚が、
「子どもは嫌いだから作らない」
とさんざん言っていたのに
「いらないのにできちゃった⭐︎」
と言っていたらしく、
その話を聞いて悔しくて泣いてしまいました
（ちなみにこの人は年子で二人目もできている）
そうしているうちに夫はその手の話は一切しなくなり、、
かなり気を遣わせていたと思います
夫の両親はとても素敵な人たちなので、一度も孫の話をされたことがなく、
「自分たちの好きにしなさい」というスタンス。
お母さんの方が、お姑さんから色々言われていた過去があるので、お嫁さんには絶対にそういうことを言わないと決めていると言っていました。
ありがたい反面、わたしが嫁じゃなかったら孫の顔を見れたんじゃないか、と思い
いつも申し訳ない思いでいっぱいでした
一緒に里帰りをして温泉に行った際に、不妊治療をしているけどなかなかうまくいかないことを打ち明けると、
「子ども（孫）がいなくても、ゆらりちゃんはわたしたちの大事な娘よ
」
と励ましてくれて、本当にわたしは恵まれているなぁと感じました
一方でわたしの両親は、
「早く孫産んでよ～嫁の子より好きにできるじゃない～」
「お母さん女の子がいいなぁ（兄の子は男の子なので）」
「早く作らないと体力的にきつくなるよ～？」
などなど、実の娘なので言いたい放題というか、孫コールが激しかったです
その後里帰り出産で散々お世話になったのでいいんだけどね