単角子宮×着床窓ズレ×Th1優位
×子宮内膜症×高齢出産

3年半の不妊治療の末、2023年に女の子を出産しました。不妊治療の振り返りと育児の日記です
にっこり



タイミング法を1年半以上続け、何度もステップアップを希望した結果、


ステップアップの前に卵管造影検査と子宮鏡検査を行うことになりました。




タイミング法でリセットしたタイミングだったので、次の生理周期に合わせ、生理が終わった頃の予約となりましたにっこり





先生から

「この前検査した人は痛みで失神した」


という謎の脅し← をうけていたので



「卵管造影検査 痛い」

「卵管造影検査 体験談」

「卵管造影検査 詰まっていたら痛い」


などなど検索しまくり不安




しかしいろいろと検索をしていると、どうやら卵管造影検査をしたあとは妊娠率が上がることを知るニコニコ(通りがよくなったり、詰まりが解消されるため)








いざ検査当日。



痛いかな真顔

という恐怖と


この検査終わったら妊娠率上がるやもニコニコ

という期待と。




検査で気分が悪くなるかもしれないので食事はしないで来てください、と言われたので空腹で来院。



検査自体は10分かからず終わりましたにっこり






痛いかな~とびくびくしていたのに、


結果


全然痛くなかったニコニコ




「詰まってると痛い」

という話も聞いていたので、これはいけるんじゃない?ニコニコとうきうき。




検査が終わって、わりとすぐに動けたので診察室まで歩いていると、


複数の看護師さんに


「!? もう歩いてるんですか!?」


「今卵管造影検査終わった患者さんだよね!?」


と驚かれました指差し






先生とレントゲンの写真を見ながら説明を受ける。


おじいちゃん「うん、問題なさそうだね!」


にっこり「よかった~」


おじいちゃん「じゃあ子宮鏡検査もやるね!検査室移動してね~」








おじいちゃん「はい、じゃあ一緒に見ていくね~」


にっこり(へーこれが子宮の中、、)


おじいちゃん「ん?んんん?」


おじいちゃん「おかしい…おかしいぞ…」


にっこり(え…何が?なんかあった?)


おじいちゃん「ゆらりさん、これ、おかしいです。子宮の中。普通はこうなってないの。おかしい。」


にっこり(え、なになにちょっと待ってなに)


おじいちゃん「詳しい話またあっちでするから。」




ただただおかしいとだけ言われ、


え、なに病気?何か写ってた?


と頭が真っ白でした。








そして説明を受けたのが、



・子宮奇形(単角子宮)であること


・卵管が片方繋がっていないこと


・単角子宮は生まれつきであること


・子宮外妊娠の確率が上がること


・流産の確率が上がること


・早産の確率が上がること



などなど。





先生は医学書を持ってきてくれて、子宮奇形がどういうものなのか、妊娠するとどういったリスクがあるのかなどを説明してくれました。


あれだけ説明しない先生が。





子宮奇形もいろいろあって、


・単角子宮

子宮が片方欠損している、または半分くらいの大きさしかないもの


・双角子宮

子宮の上部が二つの角のようになっているもの


・弓状子宮

子宮のてっぺんが弓なりのように凹んでいるもの


・中隔子宮

子宮内腔に壁があり左右に分かれてしまっているもの


・重複子宮

子宮が左右に分かれて二つあるもの




ざっくり言うとこんな感じ。


ひとくちに子宮奇形といってもいろいろあるのね…





さらに、単角子宮の人は腎臓も片方がない可能性があるので、早めにMRI検査をしようという話になりました。











これまで30年以上生きてきて、健康診断も毎年受けて、若い頃に検査の前にテキーラをアホほど飲んだ時に肝臓の数値でひっかかった以外は特になにもひっかからず、大きな病気も入院も手術も経験がなく生きてきたのに、




子宮奇形?なにそれ?


生まれつき?


え、腎臓もないの?



そのせいで今まで妊娠しなかったの?



今後妊娠できるの?



妊娠できたとして、流産しやすいの?



大丈夫なの?わたし




と、軽くパニックになっていました。






とても混乱して、ショックが大きくて、

帰り道は歩きながら泣いていました。




とぼとぼ歩いていると、夫から検査どうだった?と連絡が。(たぶん「とても痛い検査らしい」と朝から騒いでいたから)


たまらず電話したところ、泣いているわたしにびっくりして、早めに帰宅してくれました。





帰宅した夫に説明をすると、


うさぎ「なーんだそんなことか」


と言われてびっくりしました。




夫はわたしが命に関わるような病気が見つかったと思ったんだそうあんぐり




わたしがぽかんとしていると、


うさぎ「手術が必要な病気ってわけじゃないんでしょ?」


うさぎ「妊娠できないわけじゃないし、妊娠してる人もいっぱいいるでしょ?」


うさぎ「もし、子どもができなかったら、二人で楽しく暮らしていこうよ。」


うさぎ「子どもは好きだけど、子どもが欲しくてゆらちゃんと結婚したわけじゃないよ。」



そう言ってもらえて、また泣きました。










これまでステップアップはさせてくれないものの、先生の治療に疑問を持ってはいなかったわたし(夫はすでに不信感を抱いていたけど)。




でもね、


先生、最初にレントゲン見たときに


おじいちゃん「うん、問題なさそうだね!」


って言ってたよね凝視



卵管造影検査は子宮の奇形の有無についても見る検査だよね凝視






子宮鏡検査で単角子宮発覚してから、


おじいちゃん「…レントゲンちゃんと見たら卵管片方繋がってないね!」


ってしれっと言ってた。




このあたりからわたしも

「この先生大丈夫か…?」

と思うようになりました昇天(遅)