こんにちは。みお@ヨンヒキノネコです。

 

お店をやっている間は、なかなか時間が取れなくてできなかったことを、いろいろやりたいと思う今日この頃。

 

今日は、野村萬斎さんの「能・狂言 鬼滅の刃」の舞台を観に、名古屋能楽堂へ行ってきました。

 



実はこの歳にして、初めての能の観劇。内容がわかるのか、ちゃんと話についていけるのか、一抹の不安がありました。

とはいえ、内容は「鬼滅の刃」。私、そこそこ漫画オタクなので、もちろん全巻読んでるし、映画も観に行ったし、お話の内容はバッチリ頭に入っている。何とかなるでしょ、と、意気揚々と行きました。

 



右も左もわからない能のこと。やっぱりパンフレットがないと無理だろうな、とすぐに購入。演目が演目だけに、子どもが読むことを想定してか、漢字にはルビがふってある親切さ。これは、わかりやすい。

 


開演時間になって、会場のライトが消え、青い一筋の光の中に野村萬斎さんが演じる鬼舞辻無惨が。洋装の無惨さまの、現代劇のようなセリフから舞台が始まりました。

 

そこからは能と狂言。

戦いの場面はとても華やか。禰󠄀豆子の夢は幻想的。狂言は面白くて会場が笑いに包まれる。そして、蜘蛛の累が両親に手を引かれて退場する時には思わず涙が滲みました。

 

いや、とても面白い舞台でした。第二弾、できないかなぁ。


そして、能といえば面。たくさんの面が登場しました。面だから表情が変わらないのに、表情豊かに見える不思議さよ。あ、鎹烏とチュン太郎の面も可愛かった。



今日、たまたま電話をかけてきてくれた友人に「能みに行ってきた」と話すと

「そういう、自分磨きみたいなの、好きだねぇ」と言われました。はい、大好きです。


こういう幸せをひとつひとつ積み重ねて、生きていきたいと思っています。