毎月の診察日もそうなのですが、
診察日3日前から
何だか落ち着かなくなり、
前日はため息が出て、
当日は、テンション下がったまま
病院に行きます。
名前を呼ばれると
心臓がバクバクして
主治医が
「う~ん」と言おうものなら
気絶しそうになります。
「大丈夫でしたね!!」と
言われると、満面の笑みを浮かべて
いて(多分)急にお喋りになります。
これは、子どもたちの検査結果を
聞くたびに、椅子から転げ落ちそうに
なっていた感覚が取れないのだろうと
思います。
診察室の椅子に座ると、
その光景がフラッシュバック
してしまいます。
移植は成功し、元気になってから
もう14年もなるのに。。。
未だに取れません。
退院後1年経っても、
診察前のドキドキは変わらず、
診察室に入って主治医の顔色を
見ただけで、結果がわかるように
なりました。
こんな能力いらんけど。
最近、1年近くも
無駄にドキドキしていることに
気づいて、身体に悪いことは
止めようと思いました。
もっと自信を持って!!
どれだけ気をつけてるんですか!!
どんな想いで考え方を変えましたか!
どれだけ護られてるんですか!!
こんなに愉しんでるんだから
悪くなってるはずがない!!!
来月からそれで行こう!!
と思うんです。毎月。
でも、当日は、
やはりテンション下がってます。
とは言え、
検査前日までは、自分が病人だと
いうことを忘れる生活ができています。
不安や心配の少ない
QOL(生活の質)の高い生活が
送れるということは、
ストレスがないということは、
何物にも代えがたい喜びです。
余命宣告をされた時も
毎日の体調や再発を
心配しながらの生活も、
何の支えもなければ、
私だったらきっと、半狂乱です。
癌患者さんうつ病の方が多いと
いうのは、とてもよくわかります。
そうならなかったのは、
必ず生還できるという
確信があったから。
この方のお陰です。
http://ameblo.jp/appleapplegold1/
未来に対する希望や
家族との団欒が持てること。
息子の成長をみることができること。
お寺さんや癌のエキスパートの
存在がQRLの高い生活を送れている
ことを思うと、感謝以外の言葉が
見つかりません。
今月の血液検査も
異常なしでした。
今までで一番いいデータでした。
ここで気を抜かず、2年目を
目指してスローライフを愉しみます。
自分が好きなこと
愉しんでいること
そのことが、
どなたかのお役に立てれば幸いです。