体型も
声も
考え方も
最近は
顔つきまでも
似てきたと言われる、
私と母。
母は23歳で私を産んで
専業主婦になって
四六時中 子育てに没頭。
私が大人になってからも
相変わらず
過保護なくらい心配してくれるし
時には友達のように
出掛けたりする仲です。
そんな母が
大好きだったはずなのに
死産を機に
私の中で
母への気持ちに壁ができました。
母にとって
待ちに待った初孫
本当に楽しみにしてくれていたのに
初期に思わぬ出血が始まり
それからというもの
母は 私を職場まで
毎日 車で送迎してくれました。
妊婦検診も
何回か付き添ってくれて
出血で不安になったり
検診では無事が確認され安堵したり
いつも一緒に一喜一憂していました。
でも
結局
ある日突然
破水して 死産になって
母は
入院中も
旦那と交互で寝泊まりしながら
一緒に悲しんでくれました。
そのうち
だんだんと
天使になった息子よりも
私の方を
心配してくれるようになりました。
あまりにも
私に感情移入しすぎて
私よりも
悲しいね、と泣いたり
私よりも
辛いね、と嘆く日も多くありました
そこまで
頭の中が
私のことで
埋め尽くされていたのでしょう。
だんだんそれはエスカレートして
妊婦さんを見るのは辛いなあ、
とか
近所で友達に会うのは避けたいから
今日は出かけるのやめよう、
とか
独り言のように
母の口からぽろっと漏れる言葉で
私は傷つくようになりました。
そう思わせてごめんね、
私が無事に産めなかったせいだよね、
そう自分を責めました。
母は 悪気はないし
むしろ
私もあなたと同じくらい悲しいよ
私もあなたの気持ちを
わかってあげようとしてるよ
という
一種の
愛情表現だったのかもしれません。
でも
私は そう捉えることができず
私は おかげで
母の前では
立ち直ったふりをしたり
元気な顔を作るようになりました。
旦那の義母は他界しているから
母親として頼れるのは
母だけ
そして
周りの出産経験者の友人は
死産の苦しみなんて知らない
だからこそ
誰にも言えない気持ちが渦巻き
今回の妊娠に対する不安や
聞いて欲しい想いがあるのに
頼れない。
世の中には
母親を亡くし
それでも頑張ってる人が
たくさんたくさん居ます。
旦那もそう。
それに比べたら
私は 甘えたい気持ちが全開の
ただのワガママ娘です。
でも
せっかく母が生きていて
今まで とても仲良く
そして すぐそばに居るのに
頼ることができなくなり
常に本音も言えなくなった
実の母に気を使って過ごすのも
それなりに辛いものがあります。
今回
妊娠がわかってから
両親揃って
また出血したら困るから
うちに来い と、
実家で寝泊まりするよう
勧められました。
最初は
私も 出血に怯えるあまり
その言葉に甘えて
実家で過ごしていましたが
先日
急きょ
自宅に戻りました。
本当は 母に
初期段階だけでも頼らせてもらおう
と思っていたのですが
母の方が
またしても
私よりも
いっぱいいっぱいに
なってしまって
体調を崩しました。
一見
一生懸命に想ってくれていて
優しさに溢れているようですが
私は
私のせいだ、という
申し訳ない気持ちと
あ、やっぱり
この人には頼れないんだな、
と 思いました。
自分で頑張るしかない。
この不安だって、
どうにか戦うしかない。
皆そうしてるんだから。
いつか
自分の子供が辛い時くらいは
ちゃんとそばで話を聞いてあげて
その想いを受け止めて
弱音を吐かせてあげる、
そんな
頼りになる母親
に
なれたらいいな。