さて、修斗君のお話です。
セッション中に彼が質問してきた事です。
「普段着でも上腕が見えるフィットするシャツや、胸や背中の厚みや広がりをアピール出来る様なファッションに身を包んでいます。さすがにバギーなんてはいていませんが(笑)まぁ、街ではすれ違う時にクスクスと笑われる事もありますが、殆どの場合は過ぎ去ってから「すげ~」と言う驚きの言葉が聞こえてきます(笑)
歩いてくる人の視線も気になり、こちらの体に気付いていない時は、こちらを見てくれないかと悔しくなります。
ところで、出会う人がよく「私の知り合いにボディビルをやっている人がいて、その人の腕周りはあなたよりも大きいですよ~」なんて言って来るんですが、あれは何故でしょうか???
そう言われても、まさか「その人はベンチプレス何キロ出来るんですか?1回のトレーニングで一部位何セットやってるんですか?MAXの何%でやってるんですか?」何て聞いても知らないでしょうし、大げさに言われても気分が悪くなるだけですので、結局「は~そうですか・・・」と返すしかありません。
酷い時は「それは見せかけの筋肉ですよね?本当は力はあまり無いんでしょ?」とか「年を取ったらブヨブヨになるんでしょ?」とかも言われます。
こっちとしては黙って「凄いなあの人の筋肉は」と思っておいてくれたらいいのですが(笑)」
ボディビルダー特有の悩みかも知れませんね。
ボディビルダーが普段着で目立つ格好をすると、目立つどころの騒ぎじゃないですから。
筋肉の多い体は本人が思っている以上に、「自己主張」のオーラがバリバリに出た状態に見えます。
その為、普通に歩いていても威圧感を与える事もしばしば御座います。
自信満々、俺を見てくれ状態に見えてしまいます。
その上、体にフィットする服装や、筋肉をさらけ出したファッションで歩くと、見せられた人はかなり気分が悪くなります。
筋肉に憧れを持っていなくても「筋肉を見せびらかしている」と感じさせますので、嫉妬が生まれ不快感100%になります。
いや、これは本当ですよ。
修斗君が出会う人に「私の知人の方がデカいですよ」と言って来るのは、正しく気分を害されたので仕返し攻撃に出ているのです。
このタイプの人(嫉妬するタイプ)はどこにでもいますし、誰でもなり得ます。
100歩譲って共通の話題で盛り上がろうとしているとしても、少し考えれば相手が嫌な気分になるのは分かるはずですが。
例えばお金持ちの人に「あなたよりお金持ちの知り合いがいますよ」とか、
美人に「あなたより美人の知り合いがいますよ」とか、
プロアスリートに「あなたより上手い選手の知り合いがいますよ」なんて、言う事はタブーですからね。
普通は言いません。
ですので、このタイプの人は自分自身では勝ち目が無いので、知り合い(うそか本当かは知りませんが)を引っ張り出してきて優位に立って、嫉妬させてやろうと考えているのです。
いや~人間ってセコいですね・・・。
でも、人間てのはこの程度なんですよ。
だから「嫉妬する方」「嫉妬させる方」は目くそ鼻くそと言ってるのです。
修斗君は体を見せびらかした為に周囲の人に嫌な気分を味合わせてしまったと言う事を自覚しないといけません。
一瞬の「勘違い快感」を得たかも知れませんが、その場で攻撃された為に嫌な負のエネルギーを貰いました。
嫉妬させた事(見せびらかした)で、自分が量産した負のエネルギーにプラスして、その場でオマケの負のエネルギーをお土産として頂戴してしまいました。
何て事ない日常の出来事ですが、深層心理は騙せません。
修斗君は徐々に時間を掛けてこの辺を理解し克服していきました。