空回り30秒のパチスロ〜ゴールドラッシュ〜第五話 | 全国スロッターのブログ

空回り30秒のパチスロ〜ゴールドラッシュ〜第五話

こんちゃーす。

ツタヤで延滞金4000円とられたFREEです!!

…本当、何やってんだろ、俺(汗

んな訳でゴールドラッシュです。

以前いったかもですが、この話は実話を元に再構築してましてフィクションのようなノンフィクションのような訳ですw

当時、俺が思った事を書いてますが物語の主人公FREEはあくまで2.5次元の人な訳ですよw

うまく言えませんがそんな感じでのスタートです!!



空回り30秒のパチスロ~ゴールドラッシュ~



「ねぇ、ドライブ連れて行ってよぉ。」

…普通なら、間違いなく連れて行く。

頭の中からお得意のドライブコースを検索して、なおかつ近くのラブホまで検索条件に含める。

夜も更けて、暗くなった山道を抜けて、その先にある展望台。

車から降りて展望台の屋上へと階段を上る。

ここでのポイントは深夜の山の中って事だ。

当たり前だが街灯のない山道は足下さえ見えにくく、とりわけて何も無くとも人は闇を恐れるもんだ。

それを不安を感じる女の子。

…手を繋ぐには絶好のタイミングだろ?

吊り橋理論さえ取り入れているこの作戦に抜かりはない。

途中の階段で少しそっと手をつなぎ、屋上にあがると急にひらけ眼下に広がる岡山の夜景。

そして…



いやいや…

そんな事はどうでもいいんだ。

いま大切なのは何故か千夏が俺の手を握っていて、二人きりだって事だ。

「ねぇ、ドライブいきましょうよぉ。」

手を話そうとしない千夏の目を見ておれは言う。

「つーか、飲み過ぎじゃね?夜も遅いし家まで送るから帰ろうぜ。」

それでも、なお帰りたくないという千夏から手を離し、俺は無理矢理ぎみに千夏を車に乗せて発進した。

ここで一旦整理をしよう。

俺は今日、スタッフを集めて飲み会をしてた。

結果としては、楽しい飲み会になったと思う。

残念ながらスタッフの足をするために俺は酒を飲めなかった訳だが。

どちらにせよ、スタッフ間での距離は縮まったように思う。

クールだと思ってた大学生の雅人がメロコアやサブカルが好きだなんて思わなかったし、ほんの少しかもしれないが俺の事も皆に知ってもらえたんじゃないかと思う。

鈴木のおっさんも皆に煙たがられながらも楽しんでいたように思う。

別に悪い人じゃないんだよなぁ、あの人も。

少し歳が離れていて、少し考え方が違うってだけで。

そして、日付変更線をまたいだ頃から一人また一人と帰っていき、丑三つ時には途中で眠りやがった千夏と介抱役として俺が残された訳だ。

というか、他の女の子達も千夏おいて帰るなよ…。

そりゃ酔いつぶれる奴がいた場合の対処として、俺は酒をのまずにいた訳だが…

この状況は余りよくない。

はっきり、言おう。

俺はそこまで大人ではない。

「据え膳くわずはなんとやら」ともいうが、その反面「武士は食わねどなんとやら」とも言う。

つまりだ。

ここで、何かをしてしまうのはこの先の業務的に非常に不味い。

それは分かっているが…俺はそこまで俺自身を信用できないのだ。

…駄目だ。

何もないうちにさっさと家まで眠り姫を送り届けよう。

「なぁ、セブンイレブン過ぎたけど次どっちいきゃいいの?」

「えっと…まだずっと真っすぐぅ。」

まだ、ずっと真っすぐ??このまま行ったら川渡っちまうぞ?

以前、聞いた事のある住所と大幅に違う。

「あのさ、千夏。本当に真っすぐなの?このままだと川わたっちまうぞ?」

千夏は車のシートから少しだけ身を起こしてこう言った。

「だって、まだ遊びたいんじゃもん。」

駄目だ…FREE。変な事を考えるんじゃない。

「駄目です。家どこなの?もう夜遅いし帰るぜ。」

「じゃぁ…ちょっと気持ちわるいから少しだけドライブしてくれたら帰るから。」

…気持ち悪いんなら尚更、家に帰れよ。

そう思いながらも聞き分けない千夏に折れて俺は深夜のドライブを続ける事にした。

絶対に手はださないと心に決めて、酔っぱらいとドライブ。

相当な暇人がやる事だと思うが、まぁ可愛いスタッフの為だ。

幸いにも今日はいい日だ。

飲み会は楽しかった。

明日から、何か変わるかは分からないけど、この種が少しずつ芽がでて楽しく仕事ができる職場になればいいな。

情熱のバラはきっと何時か咲く。

俺は久しぶりに明日、雅人や他のスタッフに会うのを楽しみだと感じた。






まぁ…

明日、俺が一番にする事は千夏に黄金色のゲロはかれたカーマットのクリーニングなんだが、この時の俺には知るよしもない事だった。



空回り30秒のパチスロ~ゴールドラッシュ~

第五話 安西ひろこと黄金の秘宝