夢風船
新千歳空港限定販売。限定という文字に弱い。
カップの中にシュークリームが入っている。食べやすさ重視なのか映え重視なのかわからないけれど、食べる前からおいしいことはわかってる。
お持ち帰り用にもできるみたいだけれど、私はその場で食べたかったから簡単に包んでもらった。先がフォーク状になっているスプーンも付いていた。
風船のようにぷっくりと膨らんだシュー生地は、もっちりとした面白い食感。まずは、甘いフォンダンが掛かった生地を楽しんで下さい。次に、フォンダンが掛かった生地を甘さを抑えたクリームにつけて味わってください。 最後に、カップの部分までくると、しっとりやわらかい生地になりますので、クリームと一緒にお召し上がり下さい。1つで美味しさが3度膨らむカップシュー「夢風船」。ぜひ、お試しください。
(北菓楼ホームページより)
ひと口齧ってみたら中からとろ〜っとクリームが流れ出した。
一滴も逃さず全部吸い込みたい!
右手にスプーンを構えて夢風船に挑む。
ところでこれはどのぐらいの大きさなんだろう。カップに隠れて見えない部分を見てみようと持ち上げてみたら・・・
カップの形になってた!
私がゲートを通過するのと同時にグランドスタッフの方が
「オールショウアップです」
と無線で連絡してた。
私、最後の乗客だったのか!お待たせしちゃってごめんなさいね!
サッポロクラシックの広告に見送られて搭乗
行きの飛行機もすいていたけれど、帰りはもっとすいていた。私は帰りも3席独り占め。
私以外の他の乗客がスムーズな搭乗に協力的だったおかげで飛行機は定刻通りに出発
さーてお弁当タイム
蟹とサケの石狩寿司。今回は蟹はコロッケでしか食べなかったから、最後に食べておこう。飲み物はビールではなく北海道とうきび茶。
昨年仕事で北海道へ行った時に、何気なく買ったこのとうきび茶がおいしくて大感激した。家でもこのおいしさを味わいたいと思ってこのとうきび茶のティーバッグを買って帰ったのだけど、なんだか味が薄くてイマイチだった。私の淹れ方が悪いのか、北海道とは空気と水が違っておいしく感じないのか、感激するほどのおいしさは気のせいだったのか、原因がわからなかった。で、再び買ってみたペットボトルのとうきび茶。
ひと口飲むと口いっぱいにとうきびの香ばしさが広がる。私が淹れたティーバッグと全然違う!同じメーカーの同じ商品のものなのに違い過ぎやしないか?
改めて成分表を見たら、ペットボトルのとうきび茶はとうもろこしだけではなく玄米とか黒豆も入っていた。おいしさの違いは多分これだ。ようやく謎が解けた気がする。
石狩鮨
酢飯、サケ、蟹だけで構成されている潔いお弁当。酢飯がもう少し甘めだと私の好みだったけど、おいしく完食。
満腹になってウトウトしていたら、機内アナウンスが入った。
「まもなく富士山が見えてまいります」
行きには入らなかったアナウンスだ。
ワクワクしながら窓の外を凝視する。
動画まで撮っちゃったよ
どんどん角度が変わっていく
私の前の人も後ろの人もカシャカシャと連写しまくっている。そういう私も。機内にはカシャカシャという音がひたすらに響き渡っていた。
そのくらいこの日の富士山は綺麗だった。
駿河湾が見えてきて富士山が少し遠ざかる
まもなく着陸だ。
地元とはいえ富士山静岡空港の国内線を利用したのは初めてだったけれど、思ったよりもアクセスしやすかったし、とても気に入った。ちょうどいい便があったらまた利用したいと思う。
帰りも金谷駅まで貸切状態のバスで移動して電車であっという間に帰ってきた。
浜松駅到着
改札のところの広告が静岡ブルーレヴズに変わってた!リーグワンは2024年12月開幕予定だそうだ。
さて、買ったお土産のご紹介です。
今回はいつもよりは少なめ。
チーズとソーセージ
北海道のチーズは種類がたくさんあって悩んじゃうんだけど、賞味期限がそんなに長くないから今回は2種類に絞った。ミモレットと牛のナチュラルチーズ。ナチュラルチーズが特に気に入った。この2種類のチーズとイタリアで買ったパルミジャーノレッジャーノを一緒に食べたのだけど、イタリアのチーズのパワフルさがすごく際立った。どれもおいしいかったけど、やっぱり日本のチーズにはそこはかとない優しい風味を感じた。
ソーセージは中に練り込まれている行者ニンニクが気になって買ってみたのだけど、行者ニンニクの風味がよくわからなかった。北海道の行者ニンニクはずっと気になりながらも食べる機会がないままだけど、今度行ったら食べてみたい。
北菓楼のお菓子たち
自分と家族と友達へのお土産。
赤い箱はカヌレ。
北菓楼のカヌレ
私、カヌレがとても好きで、ついいろいろなところで買ってしまう。このカヌレもとてもおいしかった。
カヌレのムニュッという食感が好き。
昨年フランスへ行った時、カヌレを買って食べたら、リカさんがご不満のご様子だった。外がカリッと中がモチっとしたカヌレをご希望だったみたい。言わんとしていることはわかるけれど、私は全体がモチっとでも大好き。それにこれこそカヌレ!という正解がわからない。結局どのカヌレも好き
食感にこだわる人には理想のカヌレに出会うのは難しそうだなーと思った。カヌレって食感が全面に出ちゃうから。それ以来、私はカヌレを誰かと一緒には食べなくなった。1人でモゾモゾと食べて1人で喜んでいる。
柳月のお菓子
柳月の三方六が大好き。最近行くたびに買っている。三方六といえばロールケーキ状になっているのがオリジナルだけど、私はカットされている小割が好き。季節限定味もいろいろ出ていて一通り試したけれど、結局オリジナルが好きだという結論に落ち着いた。
柳月のヒット商品といえば三方六だけではなくてあんバタサンがある。今回、とうとう買ってみた。名前の通り小豆が使われているから餡子嫌いの私は今まで手を出したことがなかった。だけど、バターたっぷりのクッキーとクリームと餡のハーモニーは好きな人にはたまらないのではないだろうか。お土産に買ってみようかなと思って、家族用と友達のトミコ用に買ってみた。
ところが、この後すぐに仕事の連続でなかなかお土産を渡せないでいるうちに賞味期限が切れてしまった。
我が家族は賞味期限切れなど私以上に気にしないからいいとして、トミコはダメだ。賞味期限切れのものなど絶対渡せない。仕方がないので恐る恐る開けて、私が食べてみた。バターもクリームも飲めるほどに大好きだ。餡子の主張がかき消されていれば食べれるような気がする。
で、人にあげる用に買ったあんバタさんを図らずも自分で食べてみたところ、意外にもおいしかったこれは好きなやつだ。
次回はちゃんと買ったらすぐにトミコに渡して食べさせてあげようと心に誓った。
ラベンダー&ハッカグッズ
珍しく食べ物じゃないお土産も。
札幌軟石という石で作った小さな家(アロマストーン)とラベンダーエッセンシャルオイル。オイルをアロマストーンに数滴垂らすと香りがふわっと広がる。ちょうどラベンダーの季節だから買ってみた。良質のエッセンシャルオイルは本当にいい香りで癒し効果抜群だ。
札幌軟石は、北海道開拓時代に建物に使われた石材。本州と同じ木造の家では寒過ぎるし火事が起こりやすいから石が使われた。現在では、当時と同じ方法で建物を建てるこたができないそうだ。2018年に北海道遺産に選定された。
北海道遺産の札幌軟石でアロマを楽しめるなんて贅沢だぁ。
後は、ハッカシリーズ。北海道といえばハッカである。ちょうど夏だし、ハッカのサッパリ感が大活躍の季節だ。
汗拭きシートと入浴剤を購入。
入浴剤はまだ使ってないけれど、汗拭きシートはすでに使い切った。すごい勢いで使い切った。汗拭きシートを使いまくることになったお話はまた後日書きたいと思う。
というわけで、札幌ドームでのラグビー試合からまもなく1ヶ月が経とうとしているところで、ようやく完結です。
お読みいただきありがとうございました。
そういえば私と別れた後、ハルちゃんはどこへも行かず函館から新幹線に乗って帰ったそうだ。
相変わらず予想の斜め上を行く行動をとるハルちゃん。
完