先に申し上げておきますが、本当にポッと思い付きでチケットを取って行ってみた者なので、往年のファンの方々が期待を込めて読む内容ではないかもしれません。


「ジュリーのコンサートへ行ってみよう」と思ったきっかけの話


前回の記事がスナコ史上初のとんでもないアクセス数になって、ジュリー&ジュリーファンの情熱に若干ビビってます滝汗

マジで、しょーもないことしか書いてなくてすみません。



運よく取れたリセールのチケットを握り締めて、名古屋へ行ってきた。場所は愛知県芸術劇場。栄にある。ここ数年、名古屋へ行くことがあっても栄に近付くことはなかったから本当に本当に久しぶりだ。10年以上ぶりだと思う。

だけど、学生時代よく栄で遊び呆けていたので行き方は大丈夫。若い頃に習得した記憶はいつまでも鮮明に残るのだ。


地下鉄に乗り換えて無事に栄に到着。

どの出口から出たらいいのだろう?わからなかったから適当に外に出てみたら、


すぐ目の前だった!


多分あの建物よね。だってそれっぽい雰囲気のマダム達が続々と向かっているもん。

やっぱり年上の世代の方々だ。圧倒的に女性が多い。みんなオシャレしてる。

ジュリーのコンサートってロックだろうから、年齢関係なくジーンズにTシャツみたいな人が多いのかなと勝手に想像していたけれど、全然違って、好きな人に会いに行くデート服というか勝負服っぽい人が多数だった。

みなさん、恋してるねーラブラブ


テレビ塔がよく見える


このテレビ塔の中にホテルがあって、いつか泊まりたいと思っている。一応今回も金額だけは調べてみたけれど、1泊朝食付きで35000円くらいだったから諦めた。私ごときが何かのついでに泊まれる値段ではない。


大ホールはウキウキした雰囲気のマダム達がたくさん。

ファン同士が顔見知りの方も多いらしく、挨拶したり話し込んだりしている。杖をついている方もいるし、膝が痛いのかゆっくりゆっくり階段を下って席につこうとしている方もいる。

私は完全に傍観者だ。

で、気が付いたんだけど、ジュリーファンて綺麗な方が多い。

着飾っていて綺麗とか、顔の造作が綺麗とかじゃなくて、みなさん姿勢や表情やスタイルや全体的な雰囲気が美人度高め。

もちろんほとんどの方が若くはない。

だけど美人さんが多いなぁという印象。


さて、肝心のコンサートですが、

とっても良かったちゅー


後ろの方の席だからジュリーのシルエットしかわからなかったし、ちょうど真正面の位置だったから前の背の高い方に隠れちゃって姿が見えない状態の時もたくさんあったけど、昔のヒット曲も歌ってくれたから一緒に盛り上がれた。

先日トミコに聞いた「立つか立たないか」問題も、私がいたエリアはずっと立ってる人は1割くらい。ずっと座っている人のほうが多いくらいだった。多くの人が盛り上がる曲の時は立ち上がってバラードの時は着席という感じだったので、私もそれに習った。

1階席の、特に最前列の方々はずーーーっと総立ちだったけど。後ろの方でもずーっと立っている人がいたのだけど、周りがみんな座っている中ずっと立っている人は、なんだか先生に叱られて立たされている子みたいだった。バラードの間もMCの間もずっと立っているのは、真のファンの証とかいう考えでもあるのだろうか?


コンサートに行くことが決まってからの1週間くらい、YouTubeでジュリーの曲を予習はしていたけれど、ヒット曲以外にもあんなにたくさん曲があるなんて知らなかった。これは覚えきれないと早々に諦めた。


だけど何曲かは、予習した曲を歌ってくれていたし、YouTubeで聴いた時の何倍も生歌の方が良かった。

知らないだけで他にももっといい曲あるんだろうなぁ。


18時開演、19:50終了の予定で、始まる前はそんなに長い時間飽きずに見ていられるかなと、やや不安だったけど、本当にあっという間だった。

ジュリーとバンドメンバーがステージから下がって行った時に、本気で休憩時間かなと思った。なかなか明るくならないし、アンコールの拍手が鳴り止まないから、ジュリーのコンサートは幕間にもアンコールがかかるんだねぇ、熱いねぇ〜と思っていたくらい。そのくらい時間が経つのがあっという間だった。


で、再びステージに戻ってきたジュリーのMCがおもしろかった。

前回の私のブログで「近年のジュリーに関してはドタキャン騒動くらいしか知らない」というようなことを書いたけれど、まさかその騒動の詳細をご本人の口から聞けるとは!

家に帰ってから「沢田研二 ドタキャン騒動」で当時の映像を思わずチェックしてしまったよ。で、ケンタッキー食べたくなっちゃったじゃん!!笑い泣き


今回のチケットを手に入れる前に、11月の追加公演の抽選に申し込んでいた。

このコンサートが終了する頃には結果が通知されているはずだった。私は、当選でも落選でもどちらでもいいと思っていた。だけど、コンサートが終わる頃には、11月にはもっと歌をちゃんと覚えて参戦しようと闘志を燃やすくらいにはなっていたので、スマホの電源を入れて落選通知を見た時には意外なほどにガッカリした。まあそう簡単にはチケット取れないよねぇ。


外に出たらすっかり暗くなっていた


久屋大通にこんなオシャレ空間ができているなんて、全然知らなかった。時代は変わったのねぇ。

終電まではまだ時間があるので名古屋のクラフトビールを飲んで帰ろう。


長芋の浅漬けをおつまみに


ビールは何種類もあってIPAが多くラガー系は見当たらなかった。メニューの中から一番スタンダードそうなのを選んでみた。

どこかで飲んだことがある味がした。このタイプのビールはたくさんは飲めない。ラージサイズにしなくてよかった。

少しベルギービールに似ている気がして慌ててアルコール度数をチェック。ベルギービールって油断して飲むとアルコール度数がめちゃくちゃ高いことがあるから。

これは5.5%だった。安心してガブガブ飲めるニヤニヤ


2杯目はエビのフリッターと共に


2杯目のビールは「苦味に徹底的にこだわった」と書いてあったので注文してみたのだけど、こだわりの苦味が私にはよくわからなかった。
そうは言いつつおいしく飲み干した。

もう少し名古屋の夜を満喫したかったけれど残念ながら終電の時間が迫っていたのでこれにて終了。
帰りの電車で大きなおにぎりを貪るように食べて帰ってきた。

そういえば、前回双眼鏡使用はタブーみたいと書いたけれど、私の周りではたくさんの人が使っていた。私が見た記事の人の情報が古いのか勘違いなのかわからないけれど、タブーではないようだ。
すっごく後ろの方の席なら双眼鏡使わないと見えないもんねぇ。

会場内はいっさい撮影禁止で、始まる前に何度もアナウンスがかかっていたし入場口のところにも明記された紙が貼られていた。
開演時間とか、撮影禁止とか書いてあるそのA4の紙をみなさん一生懸命写真に撮っていた。他に写真に撮れるものがなかったからだろうけれど、ファンの方健気。
私は撮らなかった、というか、そこが人気スポット過ぎて近付けなかった。

また、チャンスがあったらコンサートに参戦してみたいなぁと思う。ジュリーは満席のホールで歌うのが夢だし好きみたいだから。
「若い人(ファン)が湧いてくるわけじゃないからみなさんが頼りです」
とジュリーは言っていたけれど、私は湧き出てきたよ。そう若くはないがニヤニヤ