仕事を終えて帰国。つかの間の日本滞在中。
仕事の間、ちゃんと食事をした日もあれば、時間がなくて食べられない時もあり。
食事をちゃんとした時は、お客様とご一緒した時。
英語が話せないと、食事をするだけでも自分たちだけでは不安がいっぱいなようだ。そういう人の為に私の仕事はあるのだけれど、不安いっぱいなお客様のために
「よろしかったら一緒にいかがですか?」
と声をかけて一緒に食事をする。
なぜか、英語がそこそこできる方まで着いてくる。
海外では、何かと不安なのだろう。
で、お客様と食事をしても私は楽しめないタイプだ。これは人によるから、1人で食べるより、お客様とでもご一緒した方が寂しくないという人もいる。私は1人が好きだから、どんなに豪華な食事でもお客様とでは心から楽しめない。
だから、安いツアー(といっても最近はとても高いけど)の時には注文の仕方などは説明するけれど一緒に食事はしない。しつこい客の時には強く拒めないから一緒に食べることもあるが。
今回は高級ツアーだったから、仕方がない。
食べた気がしない高級な食事を食べたり、いろいろ走り回って自分の食事時間が抜けちゃったり。
そして帰国。
やっと思う存分自分の好きなものを好きなだけ、時間も気にせずに食べられる
と思ったら食べたいものがありすぎて、しかも食べても食べてもすごくお腹がすく。
帰国直後の飲み会
あ〜こんなの海外では食べられない〜。
日本最高だ!
食べ物にハズレがない(海外に比べて)。
何もかもがおいしい。
しかも安い。
日本の食べ物が安くておいしいということを、私は10年以上前からお客様にさりげなく伝え続けてきた。だけどお客様は全然信用してくれなくて、私の意見などスルーしていた。
今、日本を訪れる外国人観光客が日本の食を絶賛していて、円安もあって日本の食べ物が安いという認識がだいぶ広まってきている。日本人も自覚するようになった。
だけど、日本の食はもっとずっと前から安くて美味しくて最高だったんだよ!!!と私は言いたい。
飲み会の翌日に天ぷらランチ
揚げたてを持ってきてくれる。
飢えてる私はご飯が大盛りよ
私が行ってきたツアーは、本当はナミさんが行く予定だったものだ。ナミさんの都合が悪くなって、私が行った。
ナミさんと天ぷらを食べながら、ツアーのことをいろいろ話す。これから観光シーズンを迎え、さらに混雑すると思うからナミさん大変だと思う。
「うっわ、やってらんねー」
と言いながら酒を煽って呂律があやしくなってた。
そして帰宅。
私は酒があれば食べ物がなくてもとりあえずご機嫌でいられる。
甘いものはそんなに頻繁には食べないのだけど、帰宅途中、足が自然と春華堂へ向かった。
春華堂の苺のエクレア
春華堂といえば夜のお菓子うなぎパイだけど、私はエクレアも好き
掛川茶のエクレアと悩んだ結果苺の方にした。おいしかった。
私やナミさんが天ぷらを食べに行ったことを聞きつけた上司のミトさんが、
「私も食べに行きたい!スナコ行く?」
と連絡してきてくれた。
「はい、行きます」
と返事をして再び天ぷら屋さんへ。
天丼オーダー
ミトさんは天ぷら定食。
「なんか最近天丼は胸焼けしちゃって食べられないんだよねぇ」
とミトさんが言う。
「加齢ですね」
「胸焼けしない?」
「しません。脂っこいものも全然平気です。胃もたれの意味もよくわかりません」
私は、確かに年齢の割には胃腸が丈夫だ。
胃もたれ胸焼けもしない。
同級生の話を聞くと、最近はコッテリした味が苦手になってきたという声をよく聞く。私が大丈夫な方なんだろうな。
今でもハンバーガーを3つ食べて腹八分目くらいの気持ちでいられるくらいに大丈夫
ハンバーガーという選択も、そもそも3つも食べようとするところも、わんぱくなアラフィフである。
大丈夫なのと病気にならないのはまた別の話だろうけれど、今のところは元気だ。
コメダでケーキセット
コーヒー味のケーキ。
大体2週間に1度、フランス語レッスンの後にコメダに寄って復習タイムを設けている。いつもはコーヒーしか頼まないのに、なぜか甘いものを欲する私。無意識に疲れているのかな。
さらに家に帰って普通に夕ごはんも食べる。
成長期の時みたいにずーっと空腹だ。
たいして動いてないのに。
こんなに食べていても、ミトさんには
「スナコ痩せた?」
と聞かれた。
実は2週間ほど前にも聞かれた。
我が家には体重計がないので数値は分からない。
太ったと言われることはあっても痩せたと言われることはないので、自分でもよく分からない。
思い当たることは、物価高の影響でほんのすこーーしだけ食べる量が減っていることくらいかな。
海外でも、円安の影響でレストランに入れなかったりするし。
物価高騰円安ダイエットだ
帰国後ずっとお腹がすいてばかりだったけれど、数日間食べ続けていたら気が済んだのかようやく食欲が落ち着いた。
そして私はまた旅に出る。