ニュージーランド対アルゼンチン

アルゼンチンとウェールズの準々決勝を観て、アルゼンチンはどんな感じでオールブラックスと戦うのかなぁと、ワクワクしていたら、ニュージーランドが容赦なく強かった!
あまりにも強いから私は眠気に襲われて、ハーフタイムでちょっと休憩したら目覚めることはなかったチーン
起きて、44対6でニュージーランドが勝利したことを知った。
アルゼンチンが弱いわけではなくニュージーランドが強すぎるって誰かがコメントしていた。あーそうなのか。上には上がある。

イングランド対南アフリカ
私は2019年からのにわかなので、相手にリードされてピンチの南アフリカを見た記憶がない。
準々決勝のフランスとの闘いもすごかったから、この一戦を楽しみにしていた。
前半、雨が降り続く中、イングランドがリードしていて敵陣になかなか入れないもどかしい南アフリカを初めて見た気がする。
オーウェン・ファレル選手のドロップゴールには痺れた。このキック成功により、1トライ1ゴールでは追いつけない点差になった。
残り時間がどんどん少なくなっていく中、南アフリカの選手に焦りの色は見えないような気がした。時々映るコーチ陣はめちゃくちゃ熱くなってワチャワチャしてる感じだったけど笑。

4年前の日本大会決勝で両チームが闘った時は、準優勝となったイングランドが表彰式のメダルをすぐに外したりして全然嬉しそうではなかった様子をよく覚えている。
解説によると、あの時からイングランドチームは変わったらしい。

今日はイングランドのほうが調子がいいのかな。
準々決勝でフランスと闘った時とは全然違う雰囲気の南アフリカの様子を見て、そんなふうに思ったのだけど…。

残り10数分のところでトライ来た!!
デクラーク選手からのパスでスナイマン選手の力強いトライ!!
ポラード選手のコンバージョンも決まって2点差に追いついた!
すごいすごいすごい!!
どっちが勝つのか全然わからない。起きてて良かった。
途中、準々決勝の時みたいなワクワクはそうそう感じられるものじゃないよな〜なんて一瞬考えた私はまだまだ甘い。

試合が始まってからずっと、レフリーが笛を吹くたびにブーイングしていた観客(フランスが負けたレフリーへの恨み?)もこの頃には試合の成り行きに夢中になっていたのか静かになってた。

そんな中、南アフリカが磐石なスクラムでペナルティを獲得。ポラード選手がすっごい遠いところからのキックを成功させて逆転!
ヤバイ…鳥肌ものだ。

マルコム・マークス選手が怪我で離脱してしまった時には本当に残念に思ったけれど、代わりに呼ばれたポラード選手が今救世主になってる。

とはいえ、南アがペナルティをおかせばキックで簡単に逆転されてしまう。
しかもこのタイミングでジョージ・フォード選手が入ってきた。ファレル選手もいてフォード選手もいて、キックさせたら絶対決めちゃいそうだ。
この試合がこんなにおもしろいことになるなんて、前半には想像してなかった。
最後の最後までわからない中、最後はイングランドがノックオンで試合終了。
南アフリカの勝利はとても嬉しい。
だけど、勝てそうだったのにあと少しで勝利を逃したイングランドの選手の気持ちを思うとなんとも言えない。ベンチにいたトム・カリー選手が映った時には胸が傷んだ。あんなに流血していても頑張ってたのに。
試合後のインタビューでファレル選手の表情が清々しく思えたのは全部出し切ったからなのか?

いや〜朝から大興奮だったわ〜。

フランスから持ち帰ったビアカップ


毎回どのカップを使おうか迷うのも楽しみデレデレ
今回は日本対イングランド戦で手に入れたニースカップにした生ビール