サプライズで祝われて
牡蠣を満腹食べて
迎えた翌朝、昨晩あんなに食べたのにちゃんとお腹が空いて目覚める不思議
大盛りごはんが進むおかず
ごはんは7:30から。
チェックアウトは10時だったかなぁ。ごはんの後のんびり準備して〜、と考えていたら、
「おいっ、何のんびりしてる!?8:30には出るぞっ!!」
とリカさんの号令がかかった。
えええーっ、みんな知ってたの?私だけ知らなかったのだが…。誰か教えて。
急いで準備をする。私がバタバタしている間におねーさん方が昨日の飾り付けを撤収してくれた。
大切に家に持って帰ります
チェックアウトして向かった先は伊勢神宮。
プライベートでも仕事でも、数えきれないくらい訪れている伊勢神宮だけど、ナミさんは訪れたことがない、というので行き先が決まった。
伊勢神宮参拝組と、おかげ横丁でかき氷を食べる組に分かれる。
「スナコはどうする?」
と聞かれて、私は参拝を選んだ。
そんなに信心深い人間ではないけど、今回、こんなにたくさんの人にお祝いしてもらって、人とのつながりに改めて感謝して、神様にお礼を言いたい気分になっていたので
参拝組は、初伊勢神宮のナミさん、スピリチュアル大好きなミトさん、そして私。
玉砂利をザクザクと歩いてお参りをし、おかげ横丁で他の3人と合流する。
6人とも好みがいろいろ違うから、みんな好きなタイミングで食べたり飲んだり買ったりする。
私は餡子が食べられないから赤福には全然興味を示さないんだけど、ナツさんは絶対毎回買う。親戚一同の分まで買う。スイーツ番長キリコさんも赤福を買っていた。
その傍でナミさんはコロッケを頬張っていた。
おかげ横丁からおはらい町を歩いていく途中に、豆腐ドーナツのお店がある。
「あ、ここのドーナツおいしいってリカさんが言ってました」
とキリコさん。
「そうそう。ここ、おいしいですよ。豆腐ソフトもあるんだぁ。キリコさん食べます?」
「いや、今日はやめておきます」
「そうか。私、食べようかなぁ」
珍しく、ソフトクリームを食べたい気分になっていた私はお店へ入ろうとした。
すると、何でも素早いナミさんが
「おばちゃんが買ってあげる!」
と言って私の分まで買ってくれた。
オバチャンアリガトウ
おばちゃんが買ってくれた豆腐ソフト
で、ナツさんもつられて買っていて、気がつけばキリコさんまで買ってた。結局みんなでソフトクリームを食べながら駐車場へ。(リカさんは、おタバコタイムがあるので別行動中)
伊勢旅2日目のメインイベントは、鳥羽から伊良湖へフェリーで渡った先にある。
伊勢湾フェリーで1時間。
まずはランチタイム。
大アサリ定食とか、大アサリのカリカリ丼定食とか、みんな思い思いに注文する中、運転をしない私とミトさんは図々しく生ビール
焼き大アサリと焼きサザエ
これが私のランチ
なぜこれしか食べなかったのかというと、この後のメインイベントに備えていたのである。
メインイベントとは
メロン狩り
よく、デザートは別腹っていう人がいるけれど(キリコさんとか)、私に別腹はない。
だからメロンの分を空けておかなければならない。
まずは受付をして、お迎えの車に乗せられてハウスへ。
メロン様がぶら下がっておる。
メロンは重量があるから、紐で支えている。この紐の色が赤いのから選ぶように言われて、さっそく奥地へ入り込んでいく。
どれがいいのか、真剣に選ぶ。
メロン狩りは、仕事では案内したことがあるけれど自分がやるのは初めて。葉っぱとか茎のところがトゲトゲしていて腕に当たってチクチクと痛い。だけど、いいメロンを選ぶため、チクチクしながらも奥へ手を伸ばし、1つ選んだ。
真剣に選びすぎて、先輩方を待たせてしまった。すみせん。
選んだメロンは箱に入れてもらってお持ち帰り。
そして、その後クーラーの効いた部屋でメロン2分の1個試食タイム!
待ってた!
完食!
いやー、甘くてジューシーでおいしかった〜。
最初は
「4分の1で充分じゃないですかぁ?」
なんて言っていた私だけど、とにかくたくさん食べたいナツさんと、もう充分という食べ応えがほしいリカさんの意見を通して2分の1にして良かった。
こんな贅沢食い初めてだ。
今回のイベントはここで終了。
みんな忙しい中予定をやりくりして来てくれてたので、すぐに仕事があるミトさんとナミさんとはここでお別れ。
ナツさんとキリコさんは今晩は浜松に泊まるというので、4人で浜松へ。
「スナコ、夜は餃子だよ!もう予約してあるから!」
とリカさんに言われて夜の部強制参加
「は、はい!」
餃子はいつでも大歓迎です
ナツさん達はホテルにチェックインしたり、私は一旦家に帰って荷物を置いて来たりして、再びリカさんの運転でお店へ移動。
リカさん、ずーっと運転してくれてて本当に感謝。一番先輩なのに。
…といいつつ、そんな先輩の前で相変わらずビールを飲むけど。
ホルモンとかハツとか豚タンとか
私はホルモンもハツも食べられないので、ひたすらタンを食べてビールを飲み、餃子オーダーの時が来るのをじっと待つ。
最初に注文した肉類がなくなってようやく餃子だ!
一番大きなお皿で16個入り。
これをとりあえず2皿頼んだ。
「えっとぉ…うちの餃子食べたことある?結構大きいけど大丈夫?」
と女将さんが心配そうに聞いてくれる。
「食べたことありますよ。大きくても大丈夫!」
「2皿ね」
と念押しして注文をした後、しばらくして、もう一回女将さんが確認に来た。
「16個入り2皿だよね?」
多分、オーダーを大将に通したら、
「本当に大丈夫か?聞き間違えてないか?」
とでも聞かれたのかも。
餃子到着
ここの餃子はよくある浜松餃子よりもニンニクが効いていてお肉もちゃんと主張していて食べ応えがある。
女将さんは心配してくれていたけれど、余裕で食べきって、さらにもう16個追加した。
もう、大丈夫?という確認はされなかった。
全部食べ切った後、リカさんやキリコさんはお腹いっぱいになっていたみたいだけど、私はまだ余裕があった。多分、ナツさんも追加でチャーハンを頼むくらいの余裕はあったと思う。口には出さなかったし追加もしなかったけど。
こうして飽食の2日間を終えて無事に帰宅。
いろいろ企画してくれた先輩方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
秘密裏にいろいろ計画してくれていた先輩方は、どっと疲れが出たみたいな様子だったけど、ゆっくり休んでいただきたい。
完