ANAのマイレージに、期限が切れそうなのがあるとお知らせが来て、それならどこかへ行こうかな、と計画を立て始めた経緯は以前に書いた。
西表島2泊、石垣島3泊。
5泊6日の旅にすることにしたものの、西表島の宿がなかなか決まらなかった。
ジャングルトレッキングをするつもりなので、アクセスが良い北部、上原港周辺がよかった。
空いている宿もあるにはあった。
だけど、お手頃な値段と場所のところは、宿のモラルに一抹の不安を感じるところがあったりして二の足を踏んだ。
結局、西表島南部の大原港近くの民宿にコンタクトを取った。大原港から上原港近辺へ、路線バスがあるからなんとかなるだろう。
2泊したかったのだけど、あいにく最初の1泊しか空きがなかった。
できれば連泊したい。一瞬悩んだけれど、とりあえず1泊だけお願いをした。
もしもキャンセルが出たら連絡をいただけることになった。
旅行まで1週間を切った時点でも、キャンセル連絡は来なかった。
そろそろ別の宿も検討したほうがいいかな、と思い始めたのは出発の5日前くらいだった。
夏休みということもあってか、ここは!と思う宿は既に満室。
有名どころのホテルはとにかく高い。
1泊10万円とか8万円とか
そういうのをずっと見ていたら感覚がだんだんおかしくなってきて、3万円のホテルプランを見つけた時に安い、と思ってしまった。
島ホテル高額マジックだ。
一瞬予約しそうになったけれど、いやいや待て。身の丈に合わなさすぎる。と、思いとどまった。
いっそのことキャンプでもするかな、とも思った。
でも雨が降ったら大変だ、と思い直した。
それにハブが出たら大変だ。夜の方が出てくるみたいだし。
結局、悩みに悩んで6800円素泊まりの民宿に予約を入れた。
最初に1泊予約した民宿に空きが出たら、そちらを優先するつもりだったけど…。
コロナがまた拡大していた。
もしかしたら、キャンセルが出るかな、と淡い期待もする一方、私も行こうか辞めようかちょっと悩んだ。
悩みながら、西表島で行きたいと思っていた居酒屋さんに予約電話をした。
「こんな時に内地から来られちゃ困るよ」
って言われちゃうかな、とドキドキしながら電話してみた。
なんと、私が滞在する予定の2晩はお店はお休みなんだと。あー残念。
電話で話したお店のオーナーさんは、とても感じよく、お休みだから今回はご縁がないけれど、ウェルカムな雰囲気が伝わってきた。
予定通り行こう、と決めたのはこの電話がきっかけだったかもしれない。
西表島はお店も少ないし、コロナ禍で休業するお店も多い。少ないお店に観光客が集中するから混むかもしれない。
だから、西表島では外食はあきらめた。
とはいえ素泊まりだから、どこかで買うことになる。万が一お店が休みだったり品切れで買えないといけないので、いつもより多めにおつまみを用意してリュックにせっせと詰めた。
おつまみがあれば、あとはお酒があれば大丈夫だ
石垣島にも西表島にもいろいろなアクティビティのツアーがある。
ペーパードライバーでレンタカーが借りられない私にとってはツアーに参加した方がいい場所が多々ある。
だけど、事前予約はしなかった。
なぜかって…
私、雨女で有名で、お天気には期待が持てない。
そんなの時の運なんだけど、雨に降られるどころか嵐に巻き込まれたり大雪だったりということが本当に多い。
だから、お天気次第で考えようと思った。
雨だったら、1日民宿にこもって本を読みながら泡盛飲んで昼寝してようと本気で思っていた。
もしも台風が来て飛行機が欠航になっても大丈夫なように、旅行の翌日は予備日として何の予定も入れていない。
こうして準備を整えて、旅行の日を待った。
一通りの準備が整えば、楽しみな気持ちが大きくなるばかり。
☆次回はいよいよ旅行出発です