こんにちは。資産運用男子、怠惰なチーズ案内人です。

 

先日Twitterで、やりたいことがない人は、「やりたいことに過剰に期待しているんじゃないか。」というつぶやきを目にしました。

 

これは自分に言われているような気がして、なぜそうなったのかの考察をかぶせてしまいました。

 
 

 

「やりたいこと」=「仕事」と捉えて発言しています。

 

やりたいことを過剰に期待している人は、人生かけてやりたいことを仕事に求めていると考えました。

確かに昔よりそのような傾向は私も実感しており、理由は以下の2つかと思います。

 

 

理由① やりたい仕事を探すことで絶望させない

 

労働環境の変化により、働き続ければ安泰という考えが撲滅され、自分でキャリアを開いていかなきゃいけないという思いが各々に芽生えてきています。

 
また、グローバル化とA.Iなどの自動化により、人間に求められる仕事が高度化しており、従来の仕事はどんどん陳腐化していきます。
 
結果、
このまま不安な仕事を続けることに耐えられず、やりたいことを探すことによって希望を繋ぎとめている状況だと考えております。

 

 

理由② 仕事以外で人生の補填ができなくなった

 

人生とは仕事の他に、家庭、学業、地域社会、余暇などの役割が組み合わせて構成されています。

(キャリア理論:ドナルド・スーパーのキャリアロール)

 

他の家庭、学業、地域社会、余暇などでバランスが取ることで、仕事が仮決めでも有意義な人生になりうるという考えです。

しかし、前述の変化が続くにつれ、他の役割である、家庭、学業、地域社会、余暇の割合も減ってきてます。

 

結果、

一番割合が大きくなっている仕事にばかり改善を求めるようになっている状況かと考えます。

 

 

やりたいことを探すことは恥ずかしいこと?

 
夢ばかり追い求めずに、自分の身近な生活と仕事を大切に打ち込んだほうが良いという意見はとても理解できます。
 
しかし、盲目的に打ち込んでも身にならず消耗してしまう人も増えていく現状です。
そのため、みんなが安心して打ち込める環境を早期に作れることを願っております。