BAMBOO BLADE B (12)(完) (ガンガンコミックス)/スクウェア・エニックス

¥580
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土塚理弘さん原作による「BAMBOO BLADE」シリーズの第二弾、「BAMBOO BLADE B」もついに最終巻です!
「BAMBOO BLADE」シリーズは若い学生の剣道部を舞台としたシリーズで、このBシリーズは中学1年生の女の子が主人公のお話でした。
どのシリーズも背景となる世界が共通していて、共通のキャラクターが登場します。
それが学生剣道界、主に女子剣道の頂点に立つ人たちで、その人たちに一歩でも近づけるように主人公やその他のキャラクターが切磋琢磨していくマンガです^^

現在Cシリーズまでマンガとなっていますが、この先、DとかEとか増えていって、全体を包み込むようなシリーズの総決算みたいなところに行き着くのだろうか?
そんな楽しみを持てるシリーズですね~。

ただ、各シリーズで見た場合、どうしても中途半端なところでマンガが終わってしまっている感がぬぐえないのは、最終的な目標を達せずしてそのシリーズが完結してしまっているところでしょうか。
本来、剣道じゃなくても到達すべき目標というものは現実世界では簡単に到達できる世界じゃないことは頭ではわかっているのですが、どんなに王道とはいえ、ある種のカタルシスを最後に持たせてやらないと、シリーズとしての満足感はどうしても半減してしまいますね。

ご都合主義と思われがちでも、ハッピーエンドのマンガを私が好むのはそういう風に感じてしまうせいかも知れません(^^;