月影ベイベ 2 (フラワーコミックスアルファ)/小学館

¥450
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「このマンガがすごい!2014」でも女性コミックの2位にランクインしていた小玉ユキさんの青春マンガ「月影ベイベ」の2巻です。
舞台は伝統行事「おわら」の町。
東京からの転校生である蛍子は富山が初めての土地でありながら「おわら」を踊ることができる。
それはその町に住む主人公・光の叔父とのあいだに関係があるようなのだが。。。

傷つきやすい青春の葛藤と、伝統行事である「おわら」の踊り、そして見事に漂う富山の雰囲気と相変わらず高いポテンシャルを秘めたマンガです。

前作「坂道のアポロン」でもそうでしたが、青春っていう時代は、傷つけるつもりでなくても誰かが傷ついたり、傷つくつもりはなくてもいつの間にか傷ついていたりと、大なり小なり痛みが伴う時期ではありますね。
このマンガからもその青春の傷つきやすさというか脆さというか繊細さがよく伝わってきて読み手も胸に少し痛みを伴うような気がします。
続きも楽しみです^^


参考までに。。。おわら風の盆の動画