この時期になると一昔前ならどこからか祭囃子が風に流れて聴こえてきたりしたものです。
今はすっかり街の騒音が多くなってしまって、そういった季節の音も思い出の中にだけ住んでいます。

初めて女の子と二人きりで出かけた夏祭り。
初めて見る彼女の浴衣姿にいつもと違った「女」を感じてしまって、思わずギクシャクしてしまった覚えがあります。
ひとつの缶ビールを分けあって飲んで、お祭りが終わるまでその様子を眺めていた。
楽しかったひと時も、いつか終わりが来るものだという切なさをふと感じたものでした。。。


「ほおずき」 グレープ




「夏祭り」 長渕剛




「金魚」 中島みゆき