ふと思い立ったように部屋の窓を開けて、夜の空を見上げてみる。
もう家の周りにはたくさんの街灯があって、星の数もめっきり少なくなった。
そういえば学生時代には夏になると本当に遅くまで外で遊び呆けていて、まだあの頃はたくさん見えた星の数を数えながら帰り道を歩いて帰ったりしたものだ。

あの頃あの子と遅くまで話し込んだ公園は、今でもたくさんの星の下に抱かれているのだろうか。
時間さえ忘れてしまうほどに話し込んだベンチには今でも誰かが星空を見上げているのだろうか。
何を話したかよりも、あの子と話したということの方が大切だったあの頃。
ふと昨夜は甘酸っぱい気分に浸ってしまいました^^


「いくつもの星の下で」 オフコース




「帰れない二人」 井上陽水




「流星雨」 さだまさし