「終末のラフター」

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「結界師」でデビューとともに人気を集めた田辺イエロウさんの短期集中連載作品を一冊にまとめたダークファンタジー、「終末のラフター」です^^

まず「結界師」のイメージで最初はページを開いたのですが、良い意味で裏切られました。
内容は結界師よりもずしりと重いダークファンタジー。
もちろん絵柄も「結界師」よりずっと大人びたタッチになっています。
ある意味子供にもわかりやすいようなマンガではなく、ずっしりとした非常に大人向けのマンガだと思いました。

週末を迎えた世界に現れた悪魔と呼ばれる男。
しかし悪魔はその男ひとりではなかった。
悪魔とは、人とは、そしてこれからの世界とは。。。！
すべてを語り尽くしてある一作ではないけれど、その分物語に深みができて、緊張感を高めます。
そう言った意味では少年誌向けではないような気もしますけどね。。。（＾＾；

「結界師」を読まれて、なんとなく生ぬるい作品だと思われた方も、ダークファンタジー好きの方にはぜひ読んでいただきたし一冊です！