ネコあね。(6) <完> (講談社コミックス)/講談社

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飼っていた猫がこの世に想いを残しねこまたとなって現れる。。。そんな奇妙奇天烈なお話だった奈良一平さんの「ネコあね。」もついに最終巻になってしまいました><
ねこまたに限らず、何かのあやかしものと人とのふれあいのストーリーにはどうしてもその別れというものが常につきまといます。
さびしさや悲しみなどを散りばめつつ、この作品も終わりに近づいていきます。

一体どうなってしまうのだろうというハラハラ感をにじませながら、それでもこの作品の良さであるハートフルな展開がしっかり続いていきます。
そして最後には。。。素敵な終わり方だと思います!
ご都合主義と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、とてもほっとした終わり方が用意されています^^

それにしても種々の疑問だったり、まだまだいろんな展開を見せることで継続することができたであろうこの作品を、ここで終わらせたのはもったいない気もしてきます。
でも惜しまれるように終わるのが、一番良いのかもしれませんね^^

あ、あとこの作品の成功したところでは、やっぱりねこまたが人のお姉ちゃんであろうとしたところかなぁ。。。
素敵な現代のおとぎ話だったような気がします^^

奈良一平さんの次回作に期待します!