あだしもの 1 (ジャンプコミックス)/集英社

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私の好みの設定、いわゆるあやかしものに分類される作品です。
この世は「人の世」とあやかしの世界の「化野」とに分かれていて、普通の人間はあやかしを見たり感じたりすることもないけれど、それができてしまう人もいる。
人とあやかしの狭間での出来事を解決していくマンガが山本久美子さんの「あだしもの」です^^

まぁ、基本設定を見ていただければマンガ好きの方はピンとくると思いますが、主人公の設定なども含めて「夏目友人帳」などに近いものがあります。
あやかしとの間に発生する問題なども、「ぬらりひょんの孫」などのように純然たる悪意の敵のようなものが存在するわけでなく(少なくとも現時点では)、人の弱さややさしさ、あやかしという存在の儚さのようなものを中心に描かれたやさしい作品になっていると思います。

ただそこはやはりジャンプ系のマンガというか、バトルが発生したり、主人公の過去に因縁がありそうな伏線が張られていたりと、少年漫画王道の路線からは逸脱していなかったりします(^^;

ですからどこかで読んだような既視感にとらわれることもままある作品ではありますが、ここでポイントが高いのが絵柄がとても魅力的だということ。
あやかしなども決しておどろおどろしいだけでなく、とても可愛らしく描かれていたりするので、バトルなどの味付けもありながら、やさしい作品にはうってつけだと思います。

まだまだ始まったばかりなので、この作品がいったいどういう路線に進んでいくのかはわかりませんが、きちんと最後まで読んでいたいなぁと思わせるものであると思います^^