バシズム 日本橋ヨヲコ短扁集 (講談社コミックスデラックス)/講談社

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「少女ファイト」や「G戦場ヘブンズドア」などメキメキ力をつけている日本橋ヨヲコさんの短篇集「バシズム」です^^

日本橋さんの作品は基本的に熱い青春がテーマのものが多いですね^^
その辺が読む人の好みに合う合わないが激しい気もします(^^;
あと少し絵柄が特徴的であるために、拒否反応がある方もいらっしゃるかも。。。
でも、そういう先入観などを取り除いて読んでみる価値はある一冊かと思います^^

ただ、そんな作品の中でこの短篇集の中の一作、「花」はちょっと雰囲気の違う作品でした。
腐土病というからだが土になっていくという病気の高校生を主人公に据えたこのマンガは決して表向き熱いわけではないのですが、学校の保健医とのふれあいをどちらかといえば淡々と描いていく作品です。
でも、その根っこに横たわっているのはやっぱり熱いものを感じます。
直接的にその熱さを表すのではなく、淡々としたストーリーからでも滲んでくるような表し方のこの作品、短篇集の中で一番の私のお気に入りです^^