シリウスと繭 1 (マーガレットコミックス)/集英社
¥440
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高校三年生という受験を前にした年の淡い恋物語。
今時の高校生にしては控えめな感じの二人。
でも。。。こういう恋ってあるよね?って感じで、すごく身近に感じる作品です^^
小森羊仔さんの「シリウスと繭」です^^

繭子がひょんなことから勉強を教えてもらうことになったのは、クラスの女子から人気のあるハル。
話したこともなかったハルですが、勉強を教えてもらっているうちにだんだんと身近な存在に。
でもそれが恋なのか何なのかは繭子自身にもわからない。
二人で星を見に行ったり、誕生日プレゼントをもらったり。。。
それでも友だちと言う距離を越えることができない繭子とハル。。。

いやぁ、確かに恋とか友だちとか、学生時代っていろんなことを考えて、悩んでいたりするものですよね。
今考えれば「何で?」って思えるような不思議な行動だったり、思い切りが出なかったり。。。
そんな雰囲気がとてもよく出ている作品だと思います^^

絵柄もとても可愛くて、作品の雰囲気にぴったり。
特に恋愛関係に奥手だった私などには非常に気持ちがシンクロするような場面があって、思わずやさしい視線でハルと繭子を見守っている自分がいます(^^;

物語は丁度この1巻の最後で急転風雲を告げるのですが、二人の淡い恋の行く末がとても気になります!