幽麗塔 3 (ビッグ コミックス)/小学館
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続きが気になる作品と言うものがいくつかあるけれど、このマンガも早く続きが読みたくなるマンガのひとつです。
乃木坂太郎さんの「幽麗塔」3巻です^^
いやぁ、ここに来てエログロ係数がかなり上がってきたような気がします。
この3巻ではかなり話は踏み込んだところまで語られて、ひとつのクライマックスを迎えます。
漠然としていた人物の心理描写もかなり明確になってきたし、サスペンス的にもホラー要素を加えてかなり読ませる一冊になっていますね^^

この先、いったいどのような展開が待ち受けているのか。。。
原案となっている黒岩涙香のものはすっかり内容を忘れてしまっているだけに、新鮮に読めるのも嬉しいところです(^^;

しかし、乃木坂さんの絵はきれいで耽美的ですよねぇ。
しかもグロイ描写もいとわない。。。まさにこの時代を背景としたサスペンスホラーを描くにはぴったりです。

まぁ、内容が内容だけに万人受けするかといえば微妙ではありますが、読んでいるとどこか背徳感にも似た気持ちが湧き出してくるのは、この年になってある忌み懐かしい感覚でもあります(^^;

早く続きが読みたい作品のひとつです!