すくらっぷ・ブック (1) (fukkan.com―小山田いく選集)/小山田 いく
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夢中になったマンガは数あれど、自分の人生と重なるような気持ちになったのが少年チャンピオンに連載されていた小山田いく先生の「すくらっぷ・ブック」です^^

お話は長野県小諸を舞台にした中学生の青春マンガですね。
まるで登場人物たちが自分の友だちであるかのように一緒になって悩み、一緒になって笑い、一緒になって泣いた思い出があります。
主人公は一応いるのですが、基本的に群像劇として描かれています。
かなり多くのキャラクターの背景や心情などを丁寧に描いていて、当時決して主役になれるタイプでない私にも光が当てられているような気がして、目立つばかりが主人公ではなく、誰もがそれぞれの小さなドラマの主人公なんだなぁと勇気付けられていたような気がします。

基本的に「悪意」が存在しないマンガで、それはある意味理想だったのかも知れません。
当時の中学は校内暴力の吹き荒れる時代でして、およそこの「すくらっぷ・ブック」の世界とは違った現実だったりしたので、私自身このマンガの世界を自分の中学時代としてしまいたい気持ちがあったのかも知れません(^^;

このマンガを読んで、長野県に憧れたり、こんな青春時代を送りたいと思ったりしていたものですが、何となく私の生きていく上での性格形成に大きく影響を与えてくれたような気がします。
現在のマンガに比べると、きれいごとに見えるようなマンガなのかも知れませんが、それでも私の青春のバイブルのひとつに違いありません^^