- シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由
- ¥580
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今日のマンガは一部熱狂的なファンを獲得したカルトな人気を誇ったマンガ山口貴由先生の「シグルイ」です。
えー、この作品はご存知の方も多いかと思いますが、原作が南條範夫先生の時代小説「駿河城御前試合」になります。
その中の短編「無明逆流れ」を大胆に解釈しなおし、脚色したマンガになっています。
タイトルの「シグルイ」とはすなわち「死狂い」。
武士道を体現したと言われる書物「葉隠れ」からの一節からとられたとのことですが、この作品、本当に人がよく死んでいきます。
まさに武士とは死に狂っているとしか思えないくらいに。
内容的にはまず第一に一般的に女性にはおすすめできないかなと。
また、残酷かつグロい描写、性的な描写が非常に多く、それらが苦手だったりする方は絶対に読まない方が良いかと思われます。
さて、私も元来そういったものは苦手な口ではあるのですが、何故このマンガにはまったのか。
それは残酷さをここまで突き詰めるとあるいみ耽美的ですらあるという描写だったり、登場人物のストイックなまでの武士道精神だったり、作品の底辺を流れる狂気の世界だったり、丹念に書き込まれた男色系とも思える(BLではなく、男色です)筋肉の描写だったり。。。
もう、ある意味芸術の域に達していると思われる完成度にあるような気がします。
途中で人気が急上昇したせいか、やや冗長的な部分もありますが、全15巻一気に読んでしまいます。
読んでいる間、本当に自分が精神的に少しおかしくなってしまっているじゃないかって思えてしまうくらいに(^^;
絵柄もややクセがあり、内容も内容ですし、読み手を非常に選ぶ作品で、単純におすすめできるようなマンガではないのですが、もし刺激的なものを求めたいときなどちょっと読まれてみてはいかがでしょうか。
ひょっとしたらはまってしまうかも知れないですよ^^