げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)/木尾 士目
¥580
Amazon.co.jp
前作がオタクの心をつかんで一斉を風靡した木尾士目先生の「げんしけん」の続編。
完全に前作からの続きになっています。
だから「げんしけん 二代目」とうたっていますが、コミックス的には10巻からが「二代目」という扱いですね。

前作の「げんしけん」では始まりはまずはオタクの心情や生活、肩身の狭さなどを描き、コスプレやBLの世界にも触れつつ、オタクの恋愛について描いたりしました。
オタクでも青春するんだなぁと。
オタクのくせにリア充?みたいな主人公たちに反感を持たれた方も少なくないかと(^^;
まぁ、その中でオタクの正道をしっかり歩いている斑目が一心に人気を集めたようです。

さて、この「二代目」ですが、舞台が大学のサークルですので新入生が入ってくるわけです。
それも今度は女子ばかり(?)。
そう、オタクサークル「げんしけん」は時代の移り変わりの中で腐女子サークルに姿を変えていきます!
腐女子の生態がどのようなものなのかは私には想像つきかねますが、やはりいろいろな考えをもった登場人物がいて読んでいて楽しいです^^
以前からの登場人物、そう、斑目たちもしっかりと登場!
懐かしいやら切ないやら。。。

オタクや腐女子の生態に共感してもよし、このリア充が!と言いながら読んでもよし、単純にマンガとして楽しむもよし、いろんな角度で楽しむことのできるマンガになっています。
これも今月新刊が発売になるので、今から到着が楽しみなのです^^