今回は短編作のご紹介です。
作品は「ひとりぼっちの宇宙戦争」。
もう35年ほど前の作品です。
マンガ週刊誌の読みきりで掲載されたこのマンガ、ずーっと記憶の中に残っていました。
大人になって、まためぐり合ったときとても感動したものです。
まさに少年マンガ!といった感じの作品ですが、大人が読んでも楽しめる作品だと思います。
作者は御大藤子・F・不二雄先生。
特に秀でたところもない平凡な中学生・太郎が、とある晩に目を覚ますと、宇宙戦争の地球代表として指名されます。
戦場は普段の町の中。
周りは時間が止められていて、地球代表と相手の宇宙人の代表との1対1の戦いになります。
全面戦争に至る星間戦争は宇宙の国際法で禁止されているための代替措置とのこと。
その相手はなんと太郎のコピーロボット。
地球の存亡を賭けた戦いはどういう結果を迎えるのか。。。
この作品は、「藤子・F・不二雄大全集(少年SF短編1)」などの作品集に収められています。
数回、藤子・F・不二雄先生の短編作を紹介してみたいと思います。