個人的に推しているマンガ「第七女子会彷徨」の作者つばな先生の単巻コミックスです。


ある日女子高生綾子は、怪しげな科学者の実験に巻き込まれ、二人になってしまう。

同じ姿、同じ記憶、同じ思考の綾子が二人。

二人の生活が始まる。


最初はとても気が合っていた二人ですが、どちらが学校に行くとか、憧れの先輩との約束を一方に隠したりと少しずつずれが生じていきます。

そんな中、ちょっとしたことで一人の綾子は過去の世界に行ってしまい、そこで事故で死んでしまったはずの姉に出会います。


二人の綾子に待っている運命とは。。。


こうやって書くと、とても重苦しい感じのようですが、ギャグが挟まったり、意外と軽いノリだったりして、読み疲れることはありません。

でもその軽いノリの中にある切なさや運命や、いろいろなことを考えさせられます。


このようなちょっと不思議な世界を上手に使われる作者さんですね。

これからもこういった良作を生み出してほしいです!