一人の少年が家族殺しの罪で死刑判決を受ける。
その少年の前に、一人の死神がやってくる。
それは死んだはずの自分の妹だった!
こんな感じで始まる物語が「死神様に最期のお願いを」です。
ミステリー仕立ての始まり方。
死神を使った様々な工夫。
いやぁ、実に凝った作品に仕上がっています。
少年には家族を殺した時の記憶がなく、死神である妹の力を使って真犯人を見つけようとします。
しかしそうなるまでにもいくつもの関門をクリアしなければならず、少年の知恵をもってそれを乗り越えていくのです。
陰惨な殺人事件を描いている割にはコメディタッチの部分も多々あり、楽しみながら読むことができると思います。
ちょっと後味の悪くなるような展開もありますが。。。(^^;
そして、これから本格的に物語が転がりだすぞ。。。というところでマンガは終わってしまいます!><
これって。。。打ち切りってやつ?
あまりにも消化不良。
真犯人もわかっていないし、諸問題も解決していません。
作者の方も腹立たしいような悔しいような感じで、逆に決着をつけないような終わり方になっています。
機会があれば、続きを描いてくれるのかなぁ。
良作ゆえに期待したいところです!
この消化不良な気持ちを何とかして下さい~!><