「もやしもん」の作者、石川雅之先生の短編集のコミックスです。

この短編集。。。面白い!

いやぁ、「もやしもん」を読んだだけではわからない、石川先生のマンガ家としての懐の広さを感じさせてくれます。

全部で11作品が収録されているのですが、基本すべてがコメディではあるのですが、シチュエーションというか舞台設定というか、バラエティに富んでいて、読み手をあきさせません。

そしてどの作品も読後感が心地よいのです!


心地よい=ハッピーエンドというわけではないのですが、何か思わずクスッとしてしまう終わり方。

ニヤニヤとしている自分にふと気づきます(^^;


「もやしもん」や「純潔のマリア」などでもかなり専門的な深みのある作品を描いていらっしゃいますが、本当にアイディアの引き出しが多いのだなぁと感心しきりです。


毛嫌いせずに、マンガ好きの方には一度読んでいただきたい一冊です!