「それでも町は廻っている」の石黒正数先生の新刊。

短期連載だったらしく、1巻におさまっています。


内容は。。。石黒先生らしいちょっと物事を斜めから見た内容とシュールな笑いを織り交ぜた物語。

最初は何気なくクスクスとしながら読んでいるのだけれど、いつの間にか物語りが大きな流れを作っていることがわかってきます。

最初は気軽に読んでいたのに、段々と物語に吸い込まれて、夢中になっていました。


笑いをちりばめて、なるべく重さを感じさせないようなつくりになっていますが、非常に重い内容だと私は思います。

そして最後はいろいろな意味でショックでした。。。

物語の都合でいろいろあるでしょうが、私的にはちょっと納得できないところもちらほら。。。


それでも石黒先生ファンのみならず、いろいろな人におすすめできる出来栄えだと思います。

まだ2,3度読んだだけですので、もう何度か読み込んでみたいと思います。

もっと深い何かが見えてくるのかも知れません。