えー、これは古い。

もう四半世紀ほど前の作品になります。

作者は山口美由紀先生。

少女マンガの短編集です。


表題作の「プリンセス症候群」という作品は白雪姫を題材にした楽しい作品になっています。

でも私がその中で一番好きだったのは、「月光夜曲-ムーンライト・セレナーデ-」という作品です。


一人の老人が月の魔法で一夜限り若い青年に戻ります。

馴染みの孤児院の子供と一緒に病院を抜け出し、そこで老人の若い頃の恋人によくにた女性に出会う。

青年と子供と女性と。。。月の夜の楽しい物語が綴られます。

それでも終わりはやってきます。

最後に。。。

とても心に響く、それでいて悲しくもやさしいラストを迎えます。


この作品は是非一度読んでいただきたい作品です!

私もコミックスは持っているのですが、どうも押入れの奥にしまいこんでしまっているみたいで、掘り出すのも一苦労しそう。。。(^^;


でも、その作品は今も私の心の中で色褪せない思い出になっているのです^^