「BASARA」(戦国BASARAではない)で有名な田村由美先生による作品です。

人類が滅亡したと思われる地球に、何かに秀でた人間として隔離睡眠させられた限られた人間たちが、人類滅亡後の地球に解き放たれる物語です。


いろいろな人間をグループ分けして日本各地に隔離睡眠させられていたことから、仲間を探す旅が始まります。

人と人との思いやりや、ぶつかり合い、愛や困難に立ち向かう姿などいろいろなことが描かれていきます。

そして多くの登場人物の背景が掘り下げられて描かれていて、その度につい登場人物に感情移入をしてしまいます。

その分悲しかったり、嬉しかったり、辛かったり、楽しかったり、いろんな気持ちになってしまいます。

まさにサバイバルです。


この作品、描かれている登場人物の数が多いために、はっきりいって話がなかなか進まないもどかしさもあったりします。

それでもやはり物語りに入っていってしまう魅力がそこにあります。


ただ、絵柄が独特でちょっと一昔前の少女マンガ風でもあります。

そのへん、男の人は少しとっつきづらいかも知れないですね。

私は。。。慣れました(^^;


正直どう展開して、どう完結するのかがまったく見えてこない作品です。

じっくりと読み込みたい方におすすめです^^