今更感はありますが、ダークファンタジーの名作「鋼の錬金術師」です。

まぁ、マンガやアニメに少なからず興味のある方は、名前くらいならご存知のこととは思います。


錬金術のある世界。

錬金術の禁忌に触れてしまい、片腕片足を失くした兄エドワード・エルリック。

その身体を失くし、兄の術のおかげでかろうじて魂だけを鎧に定着させた弟アルフォンス・エルリック。

この兄弟が自分たちの腕と足、そして身体を取り戻すための物語です。

ただその最中、国に横たわる大きな悪意に巻き込まれていきます。


えー、説明するとなるとかなり難しいのですが、かなりよく練りこまれたストーリーに仕上がっています。

重いテーマを持ちながら、ギャグあり、ハートフルあり、救いようのないような話ありと読者をあきさせません。

でてくるキャラクターもみなとても生き生きとしていて、自分もその世界に一緒にいるかのような気もしてきます。


いろいろな複線が張られていて、しかも最後にはほとんどがしっかりと回収できている長編マンガとしてはかなり稀有な作品だと思います。

何度でも読み返したい。。。そう思えるマンガ。

自信をもっておすすめできる作品です!


。。。ってもうみなさん読まれていますかね(^^;