ART機終了か? | 数字で考えるパチスロ理論

数字で考えるパチスロ理論

パチスロを可能な限り理論的に分解して考えていきます。よくある勝てる立ち回りではなく、確率や噂などを理論的に検証していきます。打ち手の希望的推測ではなく店側の立場から逆算して考えていきます。

以前から気になっていましたが、最近の爆裂仕様ART機にストップがかかったようです。


ここからニュース原文

複数の主要パチスロメーカーがこれまでに、申請していた保安通信協会(保通協)への型式試験の申請を取り下げていたことが、メーカー関係者への取材から明らかになった。保通協の型式試験で適合とする試験結果を受けた機種でも発売を見合わせることを決めたメーカーもあるという。特にこれまでに各公安委員会の遊技機検定を通過していない、今夏以降に予定されていた各メーカーの次期主力機種の販売スケジュールは、大幅に遅れる見込みとなった。各メーカーは、警察庁より公式な行政指導が下される前に、自主的に申請の取り下げおよび販売の見送りを決めた模様。

 保通協の型式試験ではこれまでに、サブ基板を主要な制御基板とするARTによるコインの増加に関する記述において、添付資料の不備、あるいは実射試験の結果との乖離が指摘され、保通協および警察庁から問題視されていた。保通協の型式試験では、パチスロの適合率が2~3割台で低迷する状態がつづいている。

 警察庁は5月下旬の時点ですでに、日電協と日工組を通して一部メーカーに対し、特にART性能に関して注意を行っていた。また日電協ではこれまでに、1日の払い出し上限枚数を2万枚とする規制を6月中に実施することを検討していた。


原文ここまで


簡単に説明すると、パチスロの認定を行っていた機関が、今後の爆裂ART機に関して認定しなくなったよ。んでメーカー側は行政指導されるのが嫌なので、自主的に取下げを行ったということですな。



5号機も、どんどん激しくなっていき気がついたら4号機のように出玉に関して指導が入ったわけですよ。


純増0.7枚くらいから始まって、1.2~1.5枚が最も活気があった時期じゃないでしょうか?

時代の風雲児のミリゴが簡単に純増2枚を突破し、あれよあれよで、気がついたら3枚とか言ってますからね。


今、ART機が全面廃止なんてことになれば、パチスロは4号機がなくなった時と同等のダメージを受けることでしょう。メーカー側もそれが判っているので、素早く手を引いたのでしょう。


当面は、純増1枚台のおとなしめの機種を作るか、ARTではない新たな仕組みを入れてくるか・・・


まぁ一日の払い出し2万枚を上限っていうのも、等価で40万円な訳ですから、それにしてもとんでもない時代ですけどね。


メーカー側も規制されれば、どこも大幅に落ち込むのは目に見えているわけですから、うちは2.3枚で認定通過した!じゃあうちは2.5枚で・・・とかをやめて、せめて主要メーカーだけでも協議して自主規制しろって話です。まだまだこのあたりの倫理観を持ち合わせていないようですね。