処方箋の入力間違えは、処方箋をコンピューター入力するようになってから結構ありますが、軟膏とローションを間違えたとか、分3と分2を間違えたとか、軟膏の量を10gと入力するところを1gと入力したとか、一番多いのは、「混合する」の指示が抜けているとか、まあケアレス入力ミスがほとんどで、薬剤を間違えたことはあまり記憶がありません。
キンダベート軟膏とアンテベート軟膏を間違えることは皮膚科医ならまずないとおもいますが、今回は、帯状疱疹後神経痛の方にメチコバール(ビタミンB12)と間違えてメキシチール(もともとは不整脈と糖尿病性神経障害の薬)を処方してしまいました。疑義照会(薬剤師が処方内容に疑問を持った時、処方医に直接確認をする事)はなく、レセプト病名のチェックをしていて気づきました。適応外ですが、帯状疱疹後神経痛にメキシチールを使うことがよくあるので疑義照会がなかったのだと思います。でも患者さんには、ビタミン剤を処方すると説明してあるので何かあったらまずいですよね。まあ、今回は会社の方に特別に携帯の電話番号を教えてもらい、患者さんと連絡がつき事なきを得たのですが、気をつけないといけません。

薬剤師さんも、このような、適応外処方で処方することのある薬の疑義照会というのは判断が難しいのでしょうね。

似た様な名前の薬って結構あるので、内科の先生とかはもっと間違えがあるのかもしれません(勝手な憶測です)。

処方を間違えてはいけないのは当たり前ですが、今回感じたのは、外来患者さんでも患者さんの了解が得られれば、携帯電話番号を聞いておいたほうがいいのではないかということでした。