「たけのこの里パズル」というものをやってみました。

 

お菓子とコラボしたパズルってなんか簡単そう・・・

っと思いきや、めちゃくちゃ難しいですこれ。

 

スライドパズルの進化系です。

スライドパズルというのは、よくあるのは正方形が4×4に16分割されていて、

1~15の数字を、一つ空いたスペースにスライドさせていって番号順に並べ替えるものです。

数字ではなく絵合わせになっているものもよくあります。

遊んだことがある人は多いんじゃないでしょうか。

 

「たけのこの里パズル」はたけのこがくっついたピースを「全て外向き」と「全て内向き」の状態にスライドさせて持っていくことを目指します。

 

通常のスライドパズルと違うのは、たけのこが立体的で向きがふぞろい、マスからはみ出しているものまであるということです。

これによってたけのこ同士がジャマして動かせないことがあります。

こんな感じ

 

外向きはそこまで難しくないんですが、内向きがかなり難しいです。

内向きの状態はかなりガッチガチなので、一度そろえると崩すのも大変です。

 

大変さを伝えるのは難しいですが、

上下段中央にあるタテ向きのたけのこは他と干渉しなくて便利なピースなんですよね。

タテ向きの周辺は動かしやすいので、これを利用して解き進めていくんです。

ところが、内向きの状態からタテ向きのピースを動かしてみると

 

画像の様にその左右のピースは干渉しあうので、次の手が無い!

てことで、初手にタテ向きは使えない。

逆に言うと、内向きに揃える時はタテ向きは最終手ではないということです。

そうするとなかなか思うように動かせなくて大変なんですね。

 

と言うと少し難しさが伝わるかなー、伝わんないかなー

 

まあとにかく、見た目と違ってとても難しいパズルです。

 

 

 

スライドパズルについてもう少し書きましょう。

 

小学生の頃でしょうか、私も家にあったスライドパズルでよく遊んでいました。

私が遊んだのは7×7か8×8ぐらいの大きなもので、ミッキーマウスと仲間たちの絵をそろえるものでした。

 

このパズルは上から揃えていって、最後の2列になった所で少し頭を使わないといけなくなりますよね。

 

当時小学生なりに知恵をしぼって、自分で解法を見つけました。

それ以来このパズルを手に取る機会があったら同じ方法で解いていたのですが、今回ふと思いました。

みんな同じ方法で解いているんだろうか?私が小学生の時に思いついた方法は一般的な解法なのか?

 

そこで、今回初めて16パズルの解き方というのを検索してみました。

 

すると、なるほど!

どうやら最後の二列になったら縦に揃えていくのがスタンダードな方法のようです。

 

へー、そうなんだ!

 

小学生の私が考えた方法とは違っています。

確かにこの方がわかりやすいし、説明もしやすいですね。

私のはマイナーな方法だったのか・・・

 

大したものではないですが、せっかくなので私の解き方を書いておきます。

 

最後の二列までいったら、その二列をループと見なします。

このループを正しい順序に並べ替えることが目標です。

このループはぐるぐるぐるぐる回すことができますよね。

時計回りに回した場合は、下の段は逆順となることに注意しましょう。

 


そして、ぐるぐる回している途中のどこかでひとつのピースを、すき間を使って上の段から下の段に、あるいはその逆にショートカットさせることができます。

このショートカットを使って、あいつはここに入れたい、こいつはここにいらないってな感じで、正しい順序に並べ替えていきます。

順序が合えばあとはぐるぐる回して正しい位置に持っていけば完成です。

 

実際は2列じゃなくてもグネグネのループを作れれば、どの段階でもできますけどね。

 

小学生のアイデアにしては頑張って考えたんじゃないでしょうか?

 

 

このスライドパズルの進化版が「たけのこの里パズル」ですが、もっとシンプルに進化させられたらもっと分かりやすくて売れるんじゃないでしょうか。

次のように数字が飛び出しているほうがわかりやすいです。

適当に書いたので、パズルとして面白くなっているかはわかりませんが