普段は解答とかヒントは書かないんですが、今回は特別にアワーグラスのヒントを書いてみようと思います。
このアワーグラスははずるシリーズの中でも最高難度で、初めは手も足も出ないのですが、少し分かるととても面白いパズルです。
でもその段階まで行くのが難しすぎて、諦めている人が多いのではないかと思います。
ヒントがあればもっとみんな楽しめるんじゃないでしょうか。て思ったので書いてみます。
完全に自力で解きたい人は続きは見ないでください。
また、途中の状態で諦めて戻すも外すもできなくなり、解答を見てもよく分からない人の助けにもなると思います。
では始めます。
まず、いくつかの状態に名前をつけていきたいと思います。
途中で投げ出しちゃった人も、今の状態は次の6種類A~Fのどれかの状態ではないでしょうか?
なお、ここでいう6つの状態はパーツの種類と向きに関係なく、4つのリングの絡み方のみを考えていると思ってください。
A
初期状態から少しずらした形の状態です。
B
初期状態をくずした時に通る状態です
C
D
2枚ずつ重なったものが絡まった状態です
E
4つのパーツが環状になった状態です
F
3つのパーツが三角形になっており、そのうちの2つのパーツが残りのパーツの同じ側に絡んでいる状態です
次に基本の操作として次の6つがあります。この操作によって上のA~Fの状態が移り合います。
パーツの向きによって、いつでも次の操作ができるとは限らない事に注意してください。
2つセットで動かす操作が多いですが、2つまとめて動かそうとすると引っかかって動かないことがあります。その場合は1つずつ動かしてください。
1
Aを割る操作、あるいはその逆の操作です。赤印のパーツは面に対して平行方向に切る動き、青印のパーツは面に対して直交方向に倒す動きを行います。
この操作でAとBが移り合います。
2
Bの状態で外側のパーツを両側に引っ張る操作、あるいはその逆です。
この操作でBとCが移り合います。
B→C→Bと動かすときに内側の2枚をスライドさせる方向を入れ換えれば、Bの状態における中央の2つを入れ換えることができます
3
Bの状態で、内側の2枚を切る方向に、外側の2枚を倒す方向に動かす操作、あるいはその逆です。
この操作でBとDが移り合います。
B→D→Bと動かす時に、内側と外側の役割を入れ換えれば、Bの状態における内側と外側を変えることができます
4
Bの状態からEの状態に移すように上下に開く操作、あるいはその逆です。
この操作でBとEが移り合います。
5
Eの状態の環を筒のようにみなして、ぐるりと裏返す操作です。
4→5→4と行ってB→E→Bとすれば、Bの状態において全てのパーツを180度回転ささることができます。
6
2枚のパーツの間で行う操作です。
画像は2つのパーツしか写っていませんが、4つがつながった状態でも行うことができます。
Eの状態でこの操作を行えばFの状態になります。
E→F→Eと動かすときに、操作を行うパーツを変えれば、Eの状態において1つのパーツを180度回転させることができます。
以上が基本操作です。これらの操作でどうやったら外せる形が出来るか探してください。
これらの操作と終盤の仕上げの操作で解くことができます。
仕上げの操作とはすき間を使って外す操作です。さあ、どうすれば外せるか考えてください。
さて、ここまでのヒントでチャレンジしてみてね。
もっとヒントが欲しい人は続きを読んでください。
大ヒントですので自力で解きたい人は見ないでね。
外し方がわからない人は、基本操作を行って次の状態を目指してください。
ここで言っている状態とはFにおいて①欠けたパーツの右下(表裏は画像の通りとして)に2つの欠けてないパーツが絡んでいる、かつ、②すき間に近い方のパーツの平らな方が上側になっている
の二つの条件を満たしている状態です。
ここまでいけばすき間を通して外す操作が出来るようになります。
さあ、頑張ってみてください!
最後に
ちょっと思っていることがあります。
さんざん最強最恐だの難しすぎるだのヒントが必要だの言っておいて、最後にこんなことをいうと絶対に怒られると思いますが、
このパズルもっと難しくなりませんかね?
というのは、初期状態から外すまでの最短ルートは実際は意外と短いんですよね。上に挙げた色々な操作が出来るんですから、これらを駆使してもっと長いルートでないと外せないように出来ないのかなーと余計なことを考えています。パズル作家の人、よろしく。
はい、十分難しすぎるのに勝手なこと言ってごめんなさい。