次に、セールス、カスタマーサポート、エンジニアリング、スペアパーツの担当責任者を探す。
セールスはこれも過去に私の部下だった鈴木に声をかけるかどうするか?
彼の性格なら受けるだろう しかし小さいお子さんを抱えた奥さんを不安にすることはしたくなかった。
それで 奥さんも交えて給与などの条件を含め 話をさせてもらうことにした。
今までより収入は増える、しかし短期で ダメになる可能性もある。
うまくいけば将来はセールスのトップとして可能性が広がるが。
ハイリスクでもあると。意外なことに奥さんは やりたければやってみればいいじゃないとのことだった。無職になったら自分も働いてなんとかするからと。肝っ玉が据わった奥さんだし 鈴木との信頼関係も十分のようだ。
これも決まった。
そんな流れで 最初の5人は比較的すぐに決まり、新しいオフィスに集まって7人全員で祝杯をあげる。いや、スタートの狼煙だ。
会社の核になる部分が決まったのでその下の組織に関しては彼らに任せ、また佐々木さんが非常にうまく調整してくれたおかげで 徐々に社員が増えていき、その間も売り上げも順調に伸びたおかげで2年後に17人の組織になっていた。さらに2年で34名の組織となり日本での業績も順調に伸びていったが、この辺りのサイズが限界とも思えた。
その矢先 突然マーケットが失速する。