京都から新幹線で新横浜に戻る。
今日も多くの人たちが行き来する。
こんなに多くの人たちがいるんだ
と言うことを今更ながらに再認識する。
皆、顔には出さないが
それぞれいろんなものを
抱えて生きているんだろう。
午後5時頃
夏子が最寄り駅まで迎えにきてくれた。
Ken おかえり、
夏子 ただいま。
美智子さんは?
元気に帰って行ったよ。
もう大丈夫だと思う。
そう、よかった。
お前にどうしてもお礼がしたいって
言ってたぞ。
メール教えて、私から連絡して見る。
そうか? じゃあ後で教える。
家のガレージに車を入れ
勝手口から家に入る。
リビングに行くと
夏子が無言で後ろから抱きついてきた。
振り返ると
首に手を回して俺の口に吸い付いて離れない。
何も言わず 抱きしめる、
そのまま お互いの服を剥ぎ取る。
抱き合ってソファーになだれ込む。
今日の夏子はいつにも増して激しい。
二日連続のダブルヘッダーだ。
俺の体力ももう限界だ。
お互い抱き合ったまま寝てしまった。
目がさめると夏子はまだ寝ている。
昨夜は寝れなかったんだろう。
贔屓目に見れば知り合って間もなかった
19歳の頃のような幼い表情をしている。
でも こんな激しくも可愛いセックス
をする夏子を見たのは初めてだ。
ますます好きになった。
この後 夏子と美智子はメールのやり取り
から電話をするようになり俺の知らない
ところで一度会ったらしい。
何を話したのか。
その後どうなったのかは知らないし
聞いてもいない。
その後 10年余りの月日が過ぎて行った。
それも 思い返してみると 平穏ではなかった。
夏子の実家の一家離散、自家の整理。
その影響からか夏子のうつ病が発症
完治まで2年
その後 夏子が燃え尽き症候群のように
なり8ヶ月別居(夏子 単身赴任的別居?)
私の母親の入院手術 などが立て続きにあった。
(前 Autumn 2012)
今から考えるとその時は大変だと全く思わず
良い方向に解決することだけに集中していた
気がする。
これは俺が超前向きで気楽な性格だからか
もしれないが。
それを間近で見て親に協力してくれた
息子の了平と娘のミクも大学入学と同時に
一人暮らしを始めた。この経験も少しは
何かの役にたてればいいが。卒業した今は
それぞれしっかり独り立ちしているようだ。
本当にそうだといいのだが
まあ大丈夫だろう
今はとりあえずは平穏でノンビリできる
ようにもなった。
夏子はやっと肩の荷が下りたね。
とは言うものの
これからまだまだ色々あるだろう。
今は 私が 50代後半になり
夏子も50代前半だ。2人が
知り合って30数年が過ぎた。
あと20年くらいは一緒でいられたらと
思う。
これからは働き盛りの人たちや
子供たちの時代だ。早めに
若い世代にバトンを渡し年寄りは
裏方に回るか退場した方が良さそうだ。
私は昨年末にセミリタイヤした。
収入は1/3になったが 自由な時間が
増えたので
2人で日本全国を車で旅することにした。
今年の秋は北海道にいる予定だ
それと 健康のため 2人で
週3回 市民プールで2時間の水泳を再開した。
シェイプされて健康的になって来たと実感する。
とりあえず今だけはこの2人の時間を
楽しみたいと思う。
私の個人事務所のオフィスで
BGM代わりに流しているFM TOKYOから
MR. CHILDRENのINNOCENT WORLD
が聴こえる。25年くらい前の曲だ。
リリース当時はそれほど気にもしてい
なかった。
それがその15年ほど後に聴いた時この
曲への解釈が変わった。
この曲の音楽構成
アレンジメントもさることながら
その歌詞 “窓に映る哀れな男。。。
Mr.Myself”
と自分自身を揶揄し、内面に向いている
ところなど
それが41歳から46歳の頃
(今から 約11年ほど前)仕事で大きな挫折
( 第2章 Winter 2002)を経験し家庭を放置し
離婚の危機にあった当時の私の心境と
似ていたとゆうのもあると思う。
ライブラリーからミスチルのCDを引っ張り
出した。今日のオフィスのBGMはミスチルの
ヘビーローテーションだ。
