「はい、どうもー。いつもうちのが、お世話になってますー。」
「え?何?モイラさん…!何企んでるの!??」
「別にぃ。昨日の朗らかーな収穫祭の日にデートしてくれなかったのなんて気にしてないからー」
「龍騎士様が泣き言わないの!あたし、今年は騎士目指すんだから!さ、奥へ行くわよ!付き合って!」
とってもプンスコなモイラさん。。
朝ごはんはちゃんと一緒にお祝いしてくれたのになぁ(T . T)
そんな両親の不穏な空気を悟ってか、息子君たちにお説教されました…
「パパ、あのね、ママと仲良くしなきゃめっ、なんだよー」
「シン君だってまだ恋人いないじゃーん」
「えっ、僕まだ成人して9日だからね?今、気になる子と仲を育んでるの。」
「パパとモイラさんは成人2日目から恋人だったよー?」
「ハイハイ。その話耳タコだからね。」
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そんなこんなで(?)それから数日後。今日は、待ちに待ったミカサちゃんの誕生日♪
「パパー?パパのおヨメさんはママでしょー?」
「でも、わたしもパパのおヨメさんになりたいー。」
「そう?じゃあママも応援しようかな?」
「あ、そういえばね、私、ヤニック君にプロポーズされたのー♡」
「えっ、マジ?姉ちゃんおめでとー!」
「おめでとうがいっぱいでステキねー♡」
み、みんな気づいてない!
モイラさんがまだプンプンしてることに( ̄□ ̄;)!!
「モイラさん、ごめんてー。」
「う、ちょっと…カスミの話とか聞いてたら、羨ましいなぁ、とか…?」
「モイラさん、らしくないなぁ」
「ウィランがこのところ構ってくれないから…」
「あっ?えっ?ぼく?あ、あー。このところ、色々準備しててー、それでー…」
「なんの準備…!家族に内緒のことなの?」
「いや…そんなことは…」
「じゃあなんなの?」
「たっ、ただ単に、日記!日記をね、イヴォンくんに渡す準備を〜」
「…それって、ティールさんから引き継いだやつ?」
「うん…」
「え、えー?それ、準備期間いる??」
「昔の読んでたら、ひっくり返しちゃって、片付かないんだもん…」
「もん、って、可愛く言ってもダメだからね!
あーもう、心配して損した。あたしは家族を置いて旅にでも出ちゃうのかなと」
「心配かけてごめんなさい…」
「もう、、いいわよ。怒ってたあたしがバカみたいじゃない。」
モイラさんは最後にまたプンスコして、神殿のアトリウムを後にしてしまった。
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「あっ、お父ちゃんはっけーん」
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さあ、ぼくの日記もそろそろ終わり。
でも、カスミさんの結婚式はパパとして参加したいから、あと少し、お付き合いくださいo(^-^)o