婚約したと思ったら、あっっという間に、挙式前日です。
ウィラン「ふふふー。ダメでーす。昨日、巫女様だったおばあちゃんが夢にでてきたの。」
レヴィ『ウィラン君、あなたはきっと、この二人に婚礼衣装を渡したくなります。きっとね。』
ウィラン「だから、お姉ちゃん、覚悟を決めてね!」
ソノア「ふふ。ハイハイ。」







翌朝、みんなで囲む最後の食卓。
ソノア「やだ、もう。ウィランは向こう向いてて!」
ジネット「ソノア、コッチにいらっしゃい。私が直してあげるから。」
この間、パパはずっと俯いてた。
ジネット「まーた、泣いてるの?ティール。ほら、シッカリして!」
あぁ、そう言えばパパはメイお姉ちゃんが結婚する日もすごく泣いてたなぁ…。
幸せいっぱいな二人を見られてしあわせ?
レヴィ『うふふ。ありがとう、ウィラン
』

一瞬、おばあちゃんがつけてたキラキラの羽根の光が神殿を包んだような気がした。






「ねー、パパ、もういい加減泣き止もうよ」
「ウィランがパパとデートしてくれたら泣き止もうかな…」
「あーハイハイ。」