次女、ソノアが入学したので探索に誘えるようになった!
「パパと探索?いいよ、探検に付き合ってね☆」
はいはーい。お姫様の仰せのままに☆と、言いつつ、新年早々ソノアちゃんを誘ったのは別の理由があった。
2日の仕事初め。俺の真後ろにいるはずの騎士ランキング3位のアイーダさんの姿はない。
「ソノア。おばあちゃん疲れてるんだよ。ゆっくりさせてあげてね。」
「…ヤダ!パパと探検するよりばあばと探検する方が楽しいもん!ばあばと行くー!」
「ソノアちゃん、大人を困らせたらダメなんだよ。オレと探索行こう!」
「やーだー!ばあば、ばあばがいいのー!」
ひとしきり駄々をこねて、泣き疲れたのかソノアはウトウトし始めていた。
「ごめんなー。ハヴィ君まで巻き込んで。」
「いいよ!あのね、オレはガーノスの事、ママから聞いてるからわかるけど他の子はわからないから、優しくしてあげなさいってママが言ってたから平気!」
「うふふ。あー。賑やかで楽しい最後の日だったわ。お婿さんのお陰かしら?」
「アイーダさん…」
「さ、もう神官様と、巫女様が来る時間ね…」
もうすぐ我が家に赤ちゃんがやって来る!